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"グレーテル"のスタジオから【栗原はるみのシフォンケーキ】

グレーテルのかまど
テレビ

2024.11.12

11月11日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。

今回の、グレーテルが残したメッセージは
「1万回作れ!」



今宵ひもとくのは、「栗原はるみのスパイスシフォンケーキ」
レシピ指導は宮田至康先生、助手は鷹林美優先生です。



料理研究家の栗原はるみさんは、料理撮影のとき、
スタッフに手作りお菓子を振る舞うのが40年続く習慣だそうです。
栗原さんがよく作っているのが、スパイスをきかせたシフォンケーキ。
撮影前に、一緒に働くスタッフのみんなに和んでいただきたい、と。
1万回は作っているというほど、毎日毎日焼いたそうですよ。
今回は、そんなスパイスシフォンケーキを再現します。

まずは、材料の薄力粉。
この分量で1万回は作れないけど、まずは、1回目にトライ!



シフォンケーキの生地の材料は、薄力粉のほかに
卵(卵白と卵黄)、グラニュー糖、サラダ油、水、ベーキングパウダー。



ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れ、泡立て器でよく混ぜて、
馴染んできたらサラダ油を加え混ぜ、水を入れる。
全体が混ざったら、薄力粉とベーキングパウダーを入れて混ぜ合わせます。

スパイスは4種類。写真左上から時計回りに、
オールスパイス、クローブパウダー、キャラウェイシード、シナモンパウダー



卵白は、ぼそぼそにしない程度の6分立てにしてグラニュー糖を入れ、
ボウルをひっくり返しても落ちないくらいしっかり角が立つまで泡立てます。
生地にメレンゲを3分の1加えて、ゴムベラで素早く混ぜたら
それを残りのメレンゲに戻して、せっかくできた泡が消えないように混ぜます。
この泡がシフォンケーキのふわふわ感を出しくれるから、とにかくこの作業はノンストップで!



最後に竹串で生地をかき混ぜることで泡が均一になります。
このひと手間が、おいしいシフォンケーキの秘訣かも。

型に生地を流し込んで、170℃のオーブンで40分ほど焼きます。
焼き上がったら、瓶の口に型の中心の穴をさして逆さにしておきます。
こうすることで蒸気が逃げて、シフォンケーキがしぼんでしまうのを防ぎます。



生地が冷めたら、まずは、型からはみ出している部分を切り取ってから
型にそってナイフを入れて。
このとき、ナイフを上下に動かしすぎると生地がボロボロになるので気を付けること。
いつもなら、生地が型にくっつかないようにバターや油を型に塗るところ、
シフォンケーキでは敢えて塗らず、柔らかい生地を型に張り付けさせることで
膨らみを保っているって、奥が深いですね。
ここまで丁寧に作ったシフォンケーキはびっくりするくらいフワッフワの仕上がり!



シフォンケーキにそえる生クリームにはローストしたナッツ類を加えて、
フワフワのシフォンケーキとの食感のコントラストを楽しみます。



柔らかいシフォンケーキをカットするときは、ナイフを小刻みに動かしながら切ること。
これで、羽のように軽いスパイスシフォンケーキの完成です。



生クリームは甘さ控えめにすることで、スパイスシフォンケーキとの相性がばっちり!

「スパイスシフォンケーキ」のレシピはこちら


月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!
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「グレーテルのかまど」https://nhk.jp/kamado
毎週月曜日放送 22:00~22:25(NHK Eテレ)
【再放送】翌月曜11:05~11:30(NHK総合)、翌水曜15:10~15:35(NHK Eテレ)
★「グレーテルのかまど」過去放送分の裏側やレシピはこちら↓
https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html
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