NHK木曜時代劇「銀二貫」7話~8話へ
先回のブログで少しだけ書きました井川屋の大ヒット商品、もちろんお分かりですよね?
そうです「虫養い(今でいうあんみつ)」です。
賑わう茶店の風景をロケ地で撮影した、ということです。
松吉の作り出した糸寒天から作られた"虫養い"(今で言うあんみつ)が大ヒット。
井川屋には糸寒天を求める人たちがひっきりなしにやって来ます。
番頭さんの「始末」「節約」もあって天神さん(天満宮)に寄進する銀二貫がようやく貯まり、大喜びの井川屋の皆さん。
そこにまた問題が持ち上がります。
この材料になる糸寒天作りを引き受けている半兵衛さんが仕入れていた天草のルートが断ち切られてしまいます。
新たなルートから仕入れるにはそれなりの資金が必要です。
井川屋の番頭さんは黙って、貯めた銀二貫を差し出します。
このシーンの松吉の表情がよかったですね。商人の心意気というものに心から感動した様子、
そしてそこに松吉のある決意が伝わってきたような気がします。
この「虫養い」もたくさん作りました。セットで作ったときはすでに宵闇が迫りくる時間。
なかなか狭い空間で真剣な表情で「虫養い」を作る仲先生と斉藤先生の二人。
明日の「銀二貫」は‐第8回 追いかけてくる過去‐です。
和助さんの商人魂をかけた商いの相手、そうです、松吉の父親を切った人物が井川屋に現れます。
なんのために!? いよいよ後2回で「銀二貫」も終わります。最後まで目が離せませんよ。