NHK木曜時代劇「銀二貫」2話~3話へ
「観てくれはりました?第2回『商人の誇り』。いろいろあるんですわ、大変なことが。松吉も苦労してます。
この話では<井川屋>のご主人和助はんが『商人の誇り』を身をもって示しはりました。和助はんは
松吉にしっかりと見せたったんですな。ええ話でした。」
寒いので毛布の上で出番待ちです。
今回の話で、産地偽装で寒天をお客に提供していると言われる老舗料理店<浮船>。
真偽のほどを確かめるため客を装って出かけた和助さん。この<浮船>で提供される
料理は日本料理の下中先生と山口先生が担当しました。
この<浮船>はもちろんセットなんですが、けっこうセットの建てこみって狭いんです。
セットの外で料理を盛り付けてカメラ前に運ぶのですが、これが1回ではないのがドラマ収録の
大変なところなんです。カメラの切り替えし(カット)があらゆる方向からありますから、
その度に料理を新しくしたり、食べかけになったりするということです。
撮影は京都の太秦の松竹撮影所に行われていましたが、寒さが半端ではなく、外で盛り付けなどを
行う先生方も大変でした。
でも、こうやって実際にドラマに先生方が作った料理が登場するとやはり嬉しい気持ちになるものです。
「松吉も商人の誇りというものを実感したみたいですわ。そやけどまだまだ武士の子としての
教育は抜け切れへんな。「はい、やない、へえ、や」と言われ続けてますわ。
今回の話では、料理人の誇りも観ることがでけましたな。嘉平さんは<浮船>での仕事をやめ、
自分で店を出すちゅうことです。どないなるんでしょ」
明日は木曜日です。
8時にはぜひ「銀二貫」第3話をご覧ください。ますます面白くなります。
■「銀二貫」■ 毎週木曜日 午後8時~ (NHK総合にて放映中)