ドラマ「信長のシェフ」第7話 撮影裏話
いよいよ本能寺が近づいてきているのでしょうか?緊張をはらむシーンが続きましたね。
同時にほのかなラブストーリーも進行中です。
本能寺への緊張もほのかなラブストーりーも関係なく、黙々と劇中の大切な料理を作り続ける担当の先生方。
“ケン”と“夏”が山中で休憩し、ケンが夏のために「マロングラッセ」を作って食べさせるシーン、
なかなか温かいシーンでしたよね。
でも、これは夜の山中のロケ。とてもとても寒い中で行われました。
このロケには山内先生と石田先生が同行し、寒さに震えながら温かなシーンの「マロングラッセ」を作ったのです。
少しだけ本当の裏話をひとつ。
実は夏が食べた一粒の栗は一番固いものだったそうです。さすがに女優さんです。
そんなこと微塵もわからなかったですよね。
信長が明智光秀をねぎらうために料理を作るようにケンに命じます。なんとかこの二人の対決を避けたい
ケンは考え抜いて秋田の郷土料理の「きりたんぽ」を作ります。
この日のロケは珍しく日中は温かく、「待ち時間」は映りこまない縁側でしばしの休憩。
お寺の坪庭を借りて料理を準備します。ほとんどは仕込んでいくのですが、仕上げは現地で行います。
1回目の「きりたんぽ」登場シーンが近づき、準備を開始。
→ いい湯気のあがる「きりたんぽ」の完成!
これで本日の出番は終了、と思いきやそんなに甘くはなかったわけです。
以前も書きましたようにこのシーンは複数のカットを撮影しています。
それで・・・ 次の「きりたんぽ」登場の時にはこうなっていました。
→ 灯りがないので石田先生がスマホで照らしています。後で設置していただきました。
第7話でのみどころは、夏のケンへの切ない気持ちが表れたシーンではないでしょうか?
ケンの作る料理を見て、夏は思い、ケンに言います。
「お前はどこでそんな料理を身につけたんだ。お前は別の時代から来たではないのか?
そして、その時代に戻りたいと思っているのでは・・・」
夏が目にした料理がこれです。戦国時代にこんな料理を作ったらそりゃ驚きますよね!
撮影は時には夕食抜きで続けられます。そういったときには製作進行のスタッフが「つなぎ」とよばれる
簡易なものをこうやって購入され、積み上げてくれるのです。
明日は第8話が放映さます。泣けますよ! ぜひご覧ください。
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★金曜ナイトドラマ『信長のシェフ』(テレビ朝日系)
毎週金曜日 23:15~
(一部地域、放送時間が異なります)