ドラマ「信長のシェフ」第9話(最終話) 撮影裏話
ついに「信長のシェフ」最終話でしたね。
石山本願寺との和睦を模索し、将軍に和睦条件を決定する「料理対決」を提案した信長。
行われたのは「料理対決」ではなく「製菓対決」、しかもケンと瑤子の対決となりましたね。しかも、結果はご覧のとおりです。
そして、ケンは平成に戻らずに、「信長のシェフ」として戦国時代にとどまり、夏とともに生きていくことを選びました。
ということは・・・ 続編?
それはわかりませんが、ぜひ続きが観たい気持ちはありますね。皆さん、同じ気持ちではないですか?
「信長のシェフ」の収録が始まったのが12月初旬、2月24日がクランクアップでした。尋常ではない寒さの中、
時には夜中をまわっての収録になったこともありました。
クランクアップの日、先生方は「ああ、やっと終わるな。でも、なんか寂しいな」って声をかけあっていました。
さて、最終話の「製菓対決」には、昨年の秋にフランス校を卒業してこの春に就職するまで広報のアシスタントとして
私どものお手伝いをしてくれた北村さんもヘルプとして参加してくれました。
北村さんにとってはとてもいい経験になったことだと思います。
トピックスは先回のブログでもお知らせしましたように日本料理の石田先生と毛利先生がこのよう扮装で出演したのです。
画面でわかった方いらっしゃいますか?
クランクアップの日の夜には東映の太秦映画村の中にある「チャンバラレストラン」で打ち上げが行われました。
先生方も演壇に上がり、一人ずつ「信長のシェフ」収録の思い出やさまざなエピソードをスピーチし、大喝采を受けていました。
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向かって左が本当にいろいろお世話になった製作進行の谷敷さん。
ニット帽の方が主監督の兼崎監督です。 「ありがとうございました!!」
打ち上げ終了後、私達が借りていましたバックヤードに次から次とスタッフの方々が訪れ、
ねぎらいの言葉をかけてくださいました。
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真ん中の年配の女性はすべての撮影を記録されているスクリプトの担当です。
この方の記録がないと編集もセット代えもできません。もちろん現役です。
右の男性はカメラマン助手の方、綺麗に料理を撮影していただきました。
総勢50人を越えるスタッフたちによって作られていくドラマ。しんどい日もあります。愚痴も聞きます。言い合いもあります。
でも、全てがアップしたときの爽快感、達成感は格別のものです。
このために皆この世界から離れることができないのじゃないだろうかっって思ってしまいます。
素晴らしいスタッフの方々でした。本当にお世話になりました。
またご一緒にお仕事ができることを祈って、ドラマ「信長のシェフ」撮影裏話ブログもオールアップいたします。