毎日新聞連載 -美食地質学入門- 第17講「アナゴ」
8月6月(火)の毎日新聞(夕刊)に「美食地質学入門」が掲載されました。
今回のテーマは「アナゴ」。
「アナゴ料理のおいしい、気に入っているお店が神戸にあるので、そこで対談取材をしませんか?」
巽先生の一言で、一行は神戸へと向かいました。
お店は、阪急王子公園駅より徒歩10分のところにある「あなご屋 韋駄天」さん。
http://www.idatensan.com/
ご主人の佐藤さんが笑顔で出迎えてくれました。
生け簀からあがったばかりのアナゴ。
桶の中で、とにかく暴れる・・・なかなか撮影は大変でした・・汗。
さて料理が完成するまでの間、巽先生と大引先生は「アナゴと地質」の関係について探ります。
この取材前、須磨の漁師さんのところを訪れた大引先生。
アナゴの生態や、近年の漁事情についていろいろとお話を聞いてきたそう。
すでにニュースでも取り上げられていますが、やはり近年漁獲高は減少傾向だそうで。
環境の変化や、ハモがアナゴを食べてしまうなど様々な要因があるとのこと。
さて、本紙にもあるようにアナゴの産卵場所は日本から遠く離れた「九州・パラオ海嶺」。
遠い南の海から日本にたどり着いたわけです。
詳しくはぜひ本紙で。
おつくり3種盛り、茶わん蒸し、カツサンド、串焼き、前菜3種、冷やしアナゴ、アナゴずし
韋駄天さんの料理を見て、
大引先生「アナゴをよく知っているからこそ、完成する料理ですね。改めてどんな調理法にも合う食材なんだと実感。」
はるか遠方よりやってきたアナゴに感謝しながら、この日の取材は終了。
韋駄天さん、大変お世話になりました。
ありがとうございました!