映画「Diner ダイナー」撮影現場の裏側<4>
今回は玉城ティナさん演じるオオバカナコにまつわる料理をご紹介。
ボンベロが初めてカナコのために作ったハンバーガー。
カナコをイメージしてきれいな色使いですが、ボンベロらしく斬新ですね。
このバーガーを食べて、カナコは、ボンベロのような料理が作りたいと
生きる意味を見出します。
ある日の閉店後、カナコに出された賄いのナポリタンは器がピーマン。
美味しい料理は「誰のために作るのか、それだけ考えればよい。」というボンベロ。
どれもボンベロとカナコのステキなシーンに登場する料理たちです。
そして最後に、「自由に生きろ」とボンベロに送り出されたカナコは
憧れのメキシコでお店を開きます。
ボンベロから教えてもらったメルティ・リッチを自分なりにアレンジして。
真っ赤なバンズとイチゴのソースが特徴ですが、
鴨のパティと、ちょっとワイルドに鴨のコンフィも重ねられています。
ボンベロの真っ黒のバンズやカナコの真っ赤なバンズは小野先生作。
焼いても色が損なわれないように調整しながら、いくつも作ってくれました。
料理シーンは常にモニターでチェック。
合間には、次の撮影シーンについて入念に打ち合わせ。
どうすればインパクトのあるシーンになるか話し合っていました。
最後にボンベロの厨房にて。平形先生と外園先生。
撮影の合間には、エコール 辻 東京に併設してる洋菓子店「アトリエ 辻 東京」より
焼き菓子の差し入れをさせていただきました。
約1ヶ月間、とても刺激的で濃密な時間を過ごさせていただきました。
先生方、本当にお疲れさまでした!
撮影現場の裏側 <3>