『落語食堂 らくしょく』開店!(21日目)
毎日新聞夕刊(関西版)12/3(火)号に掲載されている『落語食堂 らくしょく』!
今回のお題は、「鉄砲勇助」。
このお噺には、料理は全く出てきません。
出てくるのはウソとダジャレばかりです。
料理が出てこないこのお噺で、どんな風に調理するのでしょうか?
そうそう、お噺には鴨が刈られて、刈った鴨から芽がでて、カモメとなる・・・。
なんともホラーなところがありますが、そのなんともホラーな部分を料理にしたのは、
日本料理の湯川徳之先生です。
お噺の冒頭で、「くそ」?「木曽」が出てくる。
実は、湯川先生の出身は、木曽。
みんなで苦笑い・・・。
確かに日が暮れるのが早く、冬は早い時間から暗くなるらしいです。
今回は、ダジャレのお噺なので、先生も料理でいろんな面白話をご用意。
そして、この日、吉坊さんに「鉄砲勇助」とニックネームをつけられました!
「鉄砲勇助」と名付けられ、「なんでや!?」と視線をそらして考える湯川先生と、
「うまいこと言うたった!!(笑)」と心の中でにやけ、大好きなお酒を楽しんでいる吉坊さん。
お料理一品目。
鴨つくね焼き
今日は合鴨を使って。和風照り焼きハンバーグのような。
合鴨なので、食感はしっかりめ。
黄身ソースがおいしい!!
まろやかなマヨネーズのような・・・。酸味はありません。
このソース、いろいろ使えそうです!!
続いて、今回のお料理に「鴨せいろ」をお出ししていますが、このお蕎麦、湯川先生が打ったお蕎麦です。
お蕎麦を打ってる様子は、こちらのレシピブログで動画をアップしているので、楽しんでください。
「鴨せいろ」レシピ
お蕎麦を打つ時の一番のポイントは、「水まわし」。
そば粉にまんべんなく水分を混ぜるのが難しいとのこと!
この吉坊さんのおいしそうな顔!
あぁ、お蕎麦が食べたくなりますね。
今年の年越しそばは、いつもと違った「鴨せいろ」もいいと思いませんか?
お酒のお蕎麦でいい感じに仕上がった吉坊さんと編集長と、
本日より「鉄砲勇助」になった湯川先生。
にこやかに本日もお後がよろしいようで。