MEDIA

最新メディア情報

毎日新聞「美食地質学」 第17講 中央構造線と三波川変成帯 徳島のレンコン

新聞
美食地質学入門

2024.08.07

2024年8月6日(火)刊行の『毎日新聞・夕刊』に、「美食地質学」が掲載されました。

「美食地質学」は、食通のマグマ学者・巽好幸先生(ジオリブ研究所所長)と、辻調理師専門学校の教員が、地質学と美食の関係をテーマに、それにまつわるお料理とお酒を楽しみながら対談をおこない、理解を深めていくという企画です。

第17講のテーマは「中央構造線と三波川変成帯 徳島のレンコン」。
こうも暑いとあっさりしたものが食べたいですねという会話から、今回の対談はスタート。では「新レンコン」はどうでしょう。大阪から最も近いレンコンの一大産地といえば、徳島です。そして今は、新レンコンの季節。辻調に届いた品も、真っ白で美しいものでした。今回は、質の良いレンコンを生み出す徳島の、海嶺由来の泥のお話が紹介されています。


徳島の新レンコン(料理に用いたハスの葉と花も一緒に)

>毎日新聞「美食地質学」第17講 中央構造線と三波川変成帯 徳島のレンコン
https://mainichi.jp/articles/20240806/dde/012/070/006000c(閲覧には会員登録が必要です)

今回の対談担当は、辻調理師専門学校の日本料理・松島愛先生です。

松島先生は徳島にゆかりがあるそう。対談のなかでも、土地勘のある「へぇ~」なトークが飛び出しました。徳島のレンコンは、土壌条件と丁寧な人の手によって品質が維持されているんですね。JA全農とくしまさんからいただいたレンコン畑の写真も掲載されていますが、きっと多くの人が想像する風景とは違うはず。「海嶺由来の泥」がどんなものかも、読んでいただければと思います。

今回料理を担当したのは、日本料理の中林直也先生です。
料理をそれぞれ紹介しましょう。

蓮根豆腐と夏野菜 旨だしジュレ

(きれいなので、写真を拡大してみました)


手前から、蓮根挟み焼き、生ハム蓮根、蓮根黒酢あん


蓮根餅と鱧吉野煮


調理中の中林先生

サポートをつとめたのは、山下あずさ先生です。ありがとうございました!

今回のお料理には、徳島にある本家松浦酒造の「鳴門鯛 純米吟醸 巴(ともえ)」を合わせました。
香りが上品ですっきりとした味わい。冷やしていただくと、盛夏にぴったりでした。



次回の美食地質学は、9月3日(火)『毎日新聞』(夕刊)の予定です。
その頃には、暑さもおさまっていたらよいですね...!
どうぞお楽しみに!