毎日新聞連載 -美食地質学入門- 第2講「タケノコ」
毎日新聞(夕刊・関西版)で毎月第一火曜日に連載中の「美食地質学入門」。
第2回目が5月1日(火)の毎日新聞(夕刊・関西版)に掲載されました。
テーマ食材について対談中の大引伸昭先生(写真左)と巽好幸先生(写真右)
このブログでは、取材の裏側の様子をお届けします。
5月のテーマは「タケノコ」
京都西山の塚原産と物集女産を用意しました。
どちらもきれいな白色ですね。
なぜ、京都の西山ではおいしいタケノコがとれるのか?
答えは「海成粘土」。くわしい内容はぜひ本紙で。
取材日当日、教室はこんな風に対談の様子を学生たちが見学しました。
さながら、取材現場は授業のような感じに。
マグマ学者の巽先生が図を使いながら、瀬戸内海の成り立ちを説明してくれました。
学生のみなさんにとっては、地質学の特別授業ですね。
今回はタケノコを使った料理4品をご紹介。
(右奥から時計まわりに)「天ぷら」「木の芽焼き」「若竹煮」「姫皮の梅肉あえ」。
料理制作担当は日本料理の安場昌子先生。
すぐに料理は決まったそうです。とことんタケノコを味わえる料理でした。
ところで、「美食地質学入門」では、毎回食材にあう、産地に近い日本酒を紹介しています。
今回は、京都・伏見のお酒。「英勲 純米大吟醸 古都千年」です。
巽先生と大引先生はあえて「ワイングラス」でいただきました。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード 2018」のプレミアム純米部門で、
今回のお酒と同じシリーズの「純米吟醸 古都千年」が最高金賞を受賞したのでぜひその味わい方で。
京都産酒造米「祝(いわい)」を100%使用し、深みのあるまろやかで上品な味わいとフルーティーで豊かな吟醸香を楽しむことができました。
ご協賛いただいた英勲 醸造元の齊藤酒造株式会社 齊藤洸さん(写真右)と廣田沙貴子さん(写真左)。
大変お世話になりました。ありがとうございました!
今回のブログはここまで。
次回は「ホタルイカ」です。どうぞお楽しみに!