『落語食堂 らくしょく』開店!(64日目)
毎日新聞夕刊(関西版)10/3(火)号に掲載されている『落語食堂』。
さて、「らくしょく」スタート!
今回の落語は「高倉狐」。
美女に化けた狐が、これから人を化かそうとしていた。
それに気づいた男が、逆にだましてやろうと考え・・・
担当は、日本料理 岡田裕先生。
助手は、髙井夏美先生。狐は後ほど出てきます☆
今回の噺に出てくるのは、「湯豆腐」「お酒」「牡丹餅」。
湯豆腐が出てくるかと思いきや、「あえて今回は出しません 笑」と岡田先生。
季節は秋。ということで日本酒は「秋櫻」から。
狐に隠れて、最初の料理が届きました。
一品目は「化かし蒲焼き」
実はこの料理、最初は「だまし蒲焼き」が料理名でした。
取材当日に、狐の話をしていて「化かし」の方がピッタリ!と岡田先生がひらめいたんです。
狐が好きな揚げも入っています。
吉坊さん「豆腐の味がしていて、パリパリの食感ですね。しっかりした味です。」
岡田先生「中はフワフワ。外はパリパリに仕上げました。
また銀杏は揚げてもいいですが、このように塩ゆでにしてもおいしいですね。」
器は岡田先生の私物。赤の褐色具合が気に入ったそうです。
二品目は葛の葉に隠れて。
「信田(信太)巻き 煮穴子 菊菜 溶き芥子」
吉坊さん「今日はいろいろ隠れていますね。」
岡田先生「葛の葉で。近所に生えていたものです。」
実は、一品目と二品目は同じ材料で作ったもの。
吉坊さん「一品目と味や食感が全然違う!スゴイいですねぇ。」
岡田先生が次の料理をとりに行った間に、葛の葉を頭にのせる吉坊さん。
おちゃめ 笑
岡田先生は戻ってくるなり、「あ、河童みたいですね」と一言。
すぐに盛り付けに入りました。
そ、それだけ?!先生は関西人ではないので、あまりツッコまないのです・・笑
三品目は「牡丹餅(ぼたもち)」
あんこも自家製です。牡丹餅は秋の食べ物。
ちなみにお萩はまん丸、牡丹餅は楕円形。形が違うだけで、材料は同じなんです♪
吉坊さん、牡丹餅2つペロリと召し上がりました♪
今回の落語食堂はここまで!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
くわしいレシピはこちらです。
☆「吉坊ノ会」開催のお知らせ☆
日時:11月15日(水)19時開演
場所:大阪近鉄アート館(あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階)
落語:「土橋萬歳」「池田の猪買い」
お問い合わせは、吉坊ノ会事務局まで(06-6131-5173)
http://www.kichibo.net/info.php