昨年12月に辻調理師専門学校で「日本料理史・食文化史研究の現在」
（主催・辻調理師専門学校／後援・食の知の拠点形成懇談会、東京財団）という
シンポジウムが開催されました。
近年世界の料理界から注目を集めている日本料理ですが、体系だった整理や研究が
進捗していないという現状が指摘されています。
そこで日本料理史研究の重要性や研究報告について、石毛直道氏（国立民族学
博物館名誉教授）、原田信男氏（国士館大学21世紀アジア学部教授）、
江原洵子氏（東京家政学院大学家政学部学部長）、畑耕一郎（本校技術顧問）の
4名による講演とディスカッションを実施したものです。
このシンポジウムでについてのレポートが最新号の『料理王国』に掲載されています。

また、同じ号には辻調グループ校の卒業生で元中国料理の技術職員、
現在は北京に拠点を構えて日中二ヶ国語によるコミュニケーション専門誌
「中日伝播」編集部に勤務する、鈴木稔さんによるコラム『World Report Beijing
from China ＜食の安全問題解決へ　日中での国際協力が不可欠』も
掲載されています。

『料理王国』3月号
※発売中
料理王国社　発行
定価970円