第5回「S1サーバーグランプリ」
11月26日、大阪・堂島ホテルにて、
第5回「S1サーバーグランプリ」関西大会が行われました。
「S1」とは、『あの店に行けばあの人に逢える』そう思っていただける
日本一のサーバー「ベスト・サーバー」を選ぶ大会のこと。
飲食業に携わるものにとって、おもてなしのこころ、
ホスピタリティはとても重要なことです。
大会を運営するのは、理事会のメンバーに辻調の卒業生もいる
NPO法人「繁盛店への道」。
サービスを通じて、飲食店を元気にしよう、関西を元気にしよう!
と、様々な活動を行っておられます。
その活動の主役ともいうべきこのイベントに、西洋料理主任教授の
肥田順先生が審査員として招かれました。
肥田先生といえば、フランス料理だけでなく、ベルギー、アメリカ、
をはじめ様々な国の食文化に広く精通している国際派。
食べ歩きが趣味で、800件以上の飲食店を食べ歩き、さまざまな
もてなしを経験したという、本大会の審査員にぴったりの人物です。
数々の厳しい審査をくぐり抜け、今年の関西大会の決勝に駒を進めた
ファイナリストは現在も関西各地のお店で活躍中の5名。
規定審査、自由審査の2部に分かれた、とても緊張感のある大会でしたが、
みな人と人をつなぐ「サービス」という仕事に誇りをもって、
自分の理想とする接客を舞台で元気いっぱいに表現していました。
彼らの熱い思いに応えようと、審査する肥田先生も真剣です。
会場には300名にのぼる観客や応援団が駆けつけ、ライバルであり、
仲間でもあるファイナリストたちをどきどきしながら見守っていました。
なかには、彼らの熱いもてなしの気持ちに感動して、思わず涙する観客も。
飲食の仕事って、本当に温かいなあ・・・と実感しました。
各地区大会の優勝者は、来年3月9日に行われる全国大会に出場します。
関西地区代表の方にはぜひ優勝をめざしてがんばってほしいですね。
そんなS1サーバーグランプリの詳細はこちらから。
http://www.s1gp.org/