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第22回「ガレット・デ・ロワ コンテスト」一般部門、エスポワール部門優勝

受賞のお知らせ

2024.11.14

2024年11月6日(水)、第22回「ガレット・デ・ロワ コンテスト」の最終審査がおこなわれ、「一般部門」「エスポワール部門(アマチュア・学生部門)」において、辻調理師専門学校 東京 の職員が優勝、学生が優勝・準優勝しました。
製菓の専門学校としてとして職員、学生のW優勝は初になります。
過去の大会レポート >19回大会(2021年度)20回大会(2022年度)21回大会(2023年度)

クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワでは、2003年に発足した年からガレット・デ・ロワの普及、職人の技術の向上、育成を目的にガレット・デ・ロワコンテストを開催されています。審査基準は、ガレット・デ・ロワの外観、焼き加減、全体のバランス、パイ生地の出来栄え、中のアーモンドクリームの味と食感など、正統派ガレット・デ・ロワに関する理解と技術が、様々な角度から総合的に評価されます。日本を代表する名だたるシェフたちが審査員に名を連ねています。

【第22回「ガレット・デ・ロワ コンテスト」審査結果】
<一般部門> 
★優 勝・フランス大使館特別賞:堀越 花依 先生(辻調理師専門学校 東京 製菓職員)
*2025年12月に予定されているパリ(フランス)のガレット・デ・ロワコンクール
(パリパン菓子組合主催)へのエキジビション参加権獲得


<エスポワール部門(学生部門)> 
★優勝:杉浦 多瑛 さん (辻調理師専門学校 東京 製菓応用技術マネジメント学科)
 2位:杉本 季保 さん (辻調理師専門学校 東京 製菓衛生師本科)


たくさん練習を重ね、コンテスト当日に至るまで努力を積み重ねてきた様子をお伝えします。

今年は、8月末に学生対象の校内予選を行い、希望者20名の中から学校代表5名を選出。
9月から毎日、練習を重ねてきました。

このコンテストで、まず課題になるのは、9月末の1次書類審査。
写真とレシピを提出するこの審査に通らないと、11月にある最終審査に進めません。
辻調理師専門学校 東京からは堀越先生、学生5名中4名が通過。

ひとまずホッとしましたが、ここからが本番。最終審査に向けた練習を続けます。

この練習期間中はもちろん授業もあるため、練習ができるのは朝早く登校して、授業の合間に、放課後に、とかなり過密なスケジュール。
堀越先生は自分の練習をしながらも、同時進行で学生指導も行います。

練習中は自分たちで考え、先生方に自分の作品を食べてもらってアドバイスを聞き、お互いで相談し合いながら、とにかく自分たちの作品をいかに優勝するための美味しくて綺麗なガレット・デ・ロワにするかばかりを考えて毎日過ごしていました。

みんなそれぞれこだわっていることも違い、粉やアーモンドパウダーの種類を自分で選び、配合調整をする学生もいました。
生地・クリームの香りや食感、表面の焼き色や模様、全体のバランスも考えて自分らしさを出していきます。

最終審査での結果は、堀越先生、杉浦さんが見事1位。杉本さんが2位に輝きましたが、その一方で、入賞できなかった2人は悔しい結果に終わりました・・本当に誰が優勝してもおかしくなかったくらい、みんなのガレットはすごかったです。

コンテストに臨んだ全員がしっかりとお菓子作りと向き合い、大きく成長したと感じました。

コンテストを通してひとつのお菓子にしっかりと向き合う、という経験を学生時代にでき
たことを、今後のキャリアに生かしてもらえたら嬉しいです。

堀越先生、杉浦さん優勝おめでとうございます!

本当にお疲れ様でした!