2022年11月21日(月)に開催された「令和4年度・大阪府職業能力開発促進大会」において、辻製菓専門学校の南 沙耶香先生が、大阪府職業能力開発協会会長賞（最優秀賞）に輝きました。

本大会は、大阪府において年に１度、ものづくりの伝統を受け継ぎ、自らの技能の研鑽を積み重ね、それぞれの分野で優れた功績をあげた方々、次代を担う後進の育成や技能指導、技能検定の推進などに熱心に取り組んだ方々を対象に表彰を行うものです。

南先生は令和３年度において、受検資格を有する菓子製造技能士2級技能検定に合格。今回は、大阪府下の合格者のうち、「洋菓子製造作業」のカテゴリにおいて、最優秀の成績をおさめました。

おめでとうございます！

●南 沙耶香先生　受賞のコメント
この度は、大阪府職業能力開発協会会長賞という名誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。技能検定2級は、学科試験および実技試験から構成されるものですが、受検するからにはただ合格するだけではなく、最優秀を狙おうと思っていました。技能検定は、制限された時間の中で、忠実に規定をこなす必要があります。何度も練習を重ねたことで、自分自身が大きく成長できたという実感を得ることができました。実は、周りからは期待の声をいただき、嬉しく思う反面、かなりプレッシャーを感じており...その甲斐があってか、本番に弱いタイプの私が受検当日のほうが緊張しなかったので、結果として良かったかもしれません(笑)。
辻調を卒業後、現場で4年働き、母校に戻ってから3年目になります。再来年には、1級検定の受検資格を得る予定です。必要とされる知識、技術、いずれのレベルも幅も段違いに高くなりますが、ぜひ挑戦したいですし、やるからには優秀賞を目指したいです。また、今回のレベルアップを生かして、他のコンクールに出場してみたい気持ちが大きくなりました。もちろん、自己研鑽することで日々の教育に還元したいですし、同じようにコンクールを目指してくれる学生さんが出てきてほしいなと思います。

パイピングは細かくカラフルなのがポイント。
バタークリームの絞りによるフラワーケーキは、花びら一枚一枚の繊細さが見どころです。