公開シンポジウム「日本茶・和食の普及が国際社会にもたらすもの」開催のお知らせ
2013年にユネスコ無形文化遺産として「和食;日本人の伝統的な食文化」が登録されてから、早くも6年が経ちました。日本の多様で豊かな自然に寄り添うよう、育まれてきた和食文化は、国内では依然として次世代への継承が危ぶまれ、国が保護のための施策を打ち続けています。一方海外からは、和食に高い注目が寄せられてきましたが、その実態はすしなどの特定の料理への需要であり、普及を推進する側(日本)とされる側(海外)の間に、理解や目的の齟齬が見られてきました。近年、ようやく「文化としての和食」にも関心が広まり、海外から見た和食に変化がある今だからこそ、日本の食文化の重要な一端を担ってきた「茶」及び「精進料理」への理解を深め、国際社会に与える影響、公益性、課題について整理をおこなうことで、正しく普及できる道筋を築きたいと思います。
公開シンポジウム「日本茶・和食の普及が国際社会にもたらすもの」
-農林水産省 茶・薬用作物等地域特産作物体制強化促進事業-
日時: 2月19日(水)16:45~19:15(16:15 受付開始) ※途中参加も可能
場所: エコール 辻 大阪 1階カレッジホール(大阪市阿倍野区松崎町3-16-3)
対象: 一般、学生
参加費: 無料
申込方法: ①お名前、②ご所属、③電話番号 をご記入の上、下記までご連絡ください。
tsujicho-event@tsujicho.com (申込締切 2月17日)
●プログラム●
<1部>
16:45 挨拶
16:50 記念講演「茶の湯と精進料理」 精進料理 料理人 棚橋俊夫
ーーーー休憩----
<2部>
18:00 パネルディスカッション「日本茶の国際化に向けて」
・パネリスト
日本茶業学会 武田善行
精進料理 料理人 棚橋俊夫
多田製茶株式会社 多田雅典
辻調理師専門学校 若林聡子
・進行役
食生活ジャーナリストの会 小山伸二
19:00 挨拶
19:15 終了
>チラシダウンロード
20200219_tea_symposium.pdf
●問い合わせ先
イベント事務局:06-6629-0206
主催:全国茶生産団体連合会、株式会社辻料理教育研究所
協力:辻調理師専門学校、食生活ジャーナリストの会 西日本支部