早稲田大学での授業「日本料理 伝統と革新」
この10月10日。
辻芳樹校長による早稲田大学での授業。
昨年度にひきつづき二回目の今回のテーマも、「日本の食文化」でした。
日本列島の歴史を旧石器時代から説き起こし、地理的、文化的に条件・背景を語りながら、
日本の食文化の特異性を解説。
早稲田大学での授業「日本料理 伝統と革新」。
キイワードは、「伝統と革新」。中国からの圧倒的な文化的な影響と、大航海時代にもた
らされたヨーロッパ文明の片鱗。このふたつの外的影響をエンジンにしながら、260年
に及ぶ鎖国時代の日本の平和な期間が、日本特有の文化の熟成をもたらした。
そして、そのアウトプットとしての、三都市(京都・大坂・江戸)の様相をスケッチしま
した。
早稲田大学の学生さんたち、熱心に授業を聴講。授業後も大勢の学生が質問に。