TOKYO

辻調理師専門学校 東京

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緊張せずに普段の力で! 前期期末試験に向けて 試験勉強もリラックスした環境で

調理師本科
調理応用技術マネジメント学科

2024.09.18

皆さん、こんにちは。中秋の名月の頃となり、夜分の風は秋を感じることもありますが、
昼の間はまだまだ残暑が厳しいですね。辻調 東京では、前期後期制の授業体制を敷いています。

4月から9月が前期、10月から3月が後期です。もう間もなく前期も終了し後期授業に入るわけですが、
その前に通過しなければいけないハードルがあります。それが前期期末試験です。
入学してから半年の間に学んだことが定着しているかを自分自身の学びの進捗を確認する試験ですが、
学生たちにとっては試験というワードはなんともドキドキする思いを生み出すようですね。
普段の授業の事をしっかり聞いていて学んでいれば、何の問題もないので緊張せずに望んでもらいたいものです。

試験も近づいてくると、辻調 東京の各所で授業の振り返りや試験勉強をしている姿もちらほらと見受けられます。
授業の資料はWEB上のファイルから振り返りの復習の勉強に活用できます。
放課後や朝の授業開始前にパソコンから授業の振り返りをしている学生の姿は教職としてうれしいものがあります。
もちろん分からないことがあれば先生たちへの質問もすぐできる壁、仕切りのない教員室へとすぐに声掛けができます。
(教員室の様子はコチラのブログでも触れているのでぜひご覧ください。)

こちらは図書室で自習している学生。栄養学、食品の安全と衛生の授業資料を振り返っています。
教科書を広げて、より深く調べたいと思えば、書籍やヒントはたくさんあります。

日の光が温かい玄関ホールのデスクでは、緑の植栽がリラックスした空間を作りだし、集中力もアップです。
クラスメイト同士で分からないことがあれば確認しながら。こちらは2階の踊り場スペースで。
もう間もなく試験はスタート、追い込み中です。

筆記試験が始まると学生たちは授業で学んだことをアウトプットしながら問題を解いていきます。
辻調 東京は、料理の勉強をする学校ですので、
筆記試験だけではなく実技試験ももちろんクリアしなければいけません。
4月から行ってきた調理実習の技能を試す場として、前期においては基礎技能の習得を測ります。

実技試験開始前では緊張した表情の皆さん。
中学校、高校でも中間試験や期末試験は受けてきているので筆記試験は経験しているでしょうが、
料理の実技試験を受ける学生はほとんどが初めてでしょうからドキドキが目一杯伝わってきます。
でも、普段の授業やスキルアップで培った力を緊張せずに発揮してくださいね。

今回の調理実習実技試験の課題は、青葱のつき切りと大根の千六本が課題です。

青葱は2㎜の幅で全て同じように包丁を動かして葱が切れるかを見ています。
大根の千六本もただの棒状に切るのではなく、面が綺麗な正方形に揃っているか、
上下も同じ大きさかどうかなど包丁がまっすぐ動かせていて、同じ幅に食材を切る技能が身についているかをチェックします。
試験官の先生も真剣な目で見ています。
出来上がりの状態だけでなく、立ち方や姿勢、包丁の動かし方などの動作もチェックしています。
入学初期の実習作業ではできなかったことが、この半年間で随分とレベルアップしてきました。
この基礎技能を積み上げて、後期の授業にも精力的に取り組んでもらいたいと願っています。
ドキドキの試験結果は1週間後に。

~プロフィール~
辻調理師専門学校 東京 
フランス料理、サービス担当 
三浦 和也

フランス料理、サービスの二刀流
1級レストランサービス技能士。食べること、飲むこと大好きです。
好きな食べ物は焼肉、焼き鳥、焼きそば、焼きめし、焼き・・・メイラード反応が好きです。