鮎に串を打って焼く
6月9日は「鮎の塩焼き」「鮎ご飯」「海老真薯清汁仕立」の実習でした。
この日の主役はなんと言っても「鮎」です。
ぷりぷりの海老もありましたが、でもやっぱり鮎!
塩焼きもご飯も、自分たちで鮎に串を打って、焼きどこで焼き、熱々を食べるのが目標です。
魚に金串を刺すなんて初体験。
この日の串の打ち方は「一本串」で、鮎一尾に串を一本ずつ刺していきました。
左手で動く鮎を固定し、右手に串を持ちます。
鮎の口から入れた串をほっぺたの横から出し、背びれのところからまた串を入れてお尻から出します。
書くと簡単なんですが、なかなか思ったところに串が出ません。
「むずーい」「鮎さん、ごめなさい>_<」班員全員でわいわい。
鮎を焼き始めるとみるみるうちに、尾がぐ~っと上がりました。
生きた鮎に串を打って焼くと、尾が上がるんだそうです。
元気な鮎に串を打つのはたいへんでしたが、テンションの上がる実習です。
鮎が川をのぼってるみたいに見えませんか?
なので、鮎の一本串の場合は「のぼり串」と言うことが多いそうです。
香ばしく焼きあがった鮎をいただきました。とても美味しかったです( ´ ▽ ` )ノ
【プロフィール】
辻日本料理マスターカレッジの、マンボウです( ´ ▽ ` )ノ
京都から上京してきました。
日本の伝統文化が好きで、歌舞伎、落語、文楽、能楽を鑑賞したり、
ミニチュアの着物を自作してます。
海外で日本料理、寿司の紹介をひっそりしていましたが、
もっと、本格的にしたくなりました。