川越シェフ、エコール 辻 東京に来校!
夏休み前になりますが、7月1日、川越達也シェフが来校され、コンピトゥム主催の料理講習会が開かれました。
エコール 辻 東京のほぼ全員がこの講習会に応募し、当選した200名が受講しました。・・・が、先生のお計らいにより、急きょ二つの講義室を解放し、モニターで当選にもれた学生も聴講できるようになりました。
普段は、辻調理技術マネジメントカレッジ、辻製菓技術マネジメントカレッジ、辻フランス・イタリア料理マスターカレッジ、辻日本料理マスターカレッジ、辻製菓マスターカレッジと5つのカレッジに分かれて学んでる私たちですが、すべてのカレッジ合同で受講できる講習会が時折開かれます。
私マンボウは日本料理を学んでいるわけですが、ほかの国の料理を学ぶことも、とても大切なことです。
料亭に行って、最後にコンポートが出てくることもありますし、
フォアグラを使ったお料理が出てくることもあります。
今回の川越達也シェフの講習会は2部構成になっていて、
1部が前菜と、パスタ2品の実演
2部が川越シェフの講演でした。
1部の実演の熱気に引き続き、2部の講演になったわけですが、
テレビで拝見する川越シェフとはちがった、辻調のOBとしてのお話が聞けました。
書きたいことがたくさんあるのですが(川越シェフも、たくさん話したいことがあるんですがと言っておられました)、
ひとつに絞ります。
いつも笑顔の川越シェフですが、幼少のころから、常に意識してこられたそうです。
1部の実演のときにもおっしゃっていましたが、お客様がアルデンテではなく、柔らかめがいいと望まれた時の対応、塩加減についての要望への対応など、お客様本位の姿勢をとるという川越シェフのお話は、シンプルで筋が通っていて、すとんと自分の中に入っていくお話でした。
昨年から「おもてなし」についてどう考えるかという話題が、しばしば持ち上がりますが、
なんのために自分は料理を作るのかということを原点にかえって考えれば、料理人それぞれの、自分なりの答えが出るのだろうと思いました。その答えが、その人そのものを表している、そういうことだと思いました。
講演後、一緒に写真をとりたいと、ほぼ全カレッジの学生に近い人数がロビーにあふれました。私も川越シェフと一緒に写真を撮っていただき、教科書にサインもいただきました。途中でドロップアウトしないよう、この教科書はお守りです。
【プロフィール】
辻日本料理マスターカレッジの、マンボウです( ´ ▽ ` )ノ
京都から上京してきました。
日本の伝統文化が好きで、歌舞伎、落語、文楽、能楽を鑑賞したり、
ミニチュアの着物を自作してます。
海外で日本料理、寿司の紹介をひっそりしていましたが、
もっと、本格的にしたくなりました。
※関連リンク
「コンピトゥム主催の料理講習会に川越達也シェフが来校!」
https://www.tsuji.ac.jp/kyoiku_support/shokuiku/cat714/post_69.html
「TSPAレポ#番外編 『辻調新聞夏号☆東京版』 発行!」
https://www.tsuji.ac.jp/kyoiku_support/shokuiku/tspa/tspa_10.html