和菓子!その①
後期にはいり、「和菓子」の講義と実習が本格的に始まりました。
「日本料理講習」、「実習講習」、「調理実習」、「食文化概論」など、いろんな科目があります。
後期初の「日本料理講習」は、「和菓子」でした。
この日は、大阪の辻から、仲實先生が来校し、教えてくれました。
和菓子を習うことを、夏休み中から、私は心待ちにしていて、
この日の「日本料理講習」は、「私たちの教科書を書いた、あの先生が・・・!!」
と、興奮&緊張していました。
教えてもらったのは、
粒あん、こしあんを小豆から作る方法、
練り切り
水ようかん
そば茶プリン
でした。
「練り切りを食べれば、その和菓子屋の味がわかる」と言われるほど、
基本の和菓子だと聞いていたので、すごく難しいんだろうと思っていたら、
仲先生が、「こんな感じ。難しく考えんでいいねん、紅葉や!っていうたら、ほら、紅葉に見えるやろ?」
と、紅葉の練り切りをちゃちゃっと作って見せてくれました。
それは、紅葉をリアルに作るのではなく、紅葉の形をデフォルメして、簡潔な形で、「紅葉だ」と思わせました。
次々と、「これは菊」、「これは桜」と仲先生は、いろんな「練り切り」を作って見せてくれました。
この日まで、「和菓子って難しそう」「できそうもない」と思っていましたが、
仲先生の講習を受けて、イメージが変わりました。
「日本料理マスターカレッジ」には、いろんな授業がありますが、
日本料理の知識が無い私たちが、基礎から応用がきくまで、階段をのぼるように、理解できるように
カリキュラムがくまれています。それを、次回以降「和菓子!」シリーズで書きたいです。
【プロフィール】
辻日本料理マスターカレッジの、マンボウです( ´ ▽ ` )ノ
京都から上京してきました。
日本の伝統文化が好きで、歌舞伎、落語、文楽、能楽を鑑賞したり、
ミニチュアの着物を自作してます。
海外で日本料理、寿司の紹介をひっそりしていましたが、
もっと、本格的にしたくなりました。