【おやつ!おかし!和菓子!】あゆ焼き
齊藤:昨日デパ地下行ってきたんですけど、どこのお店もでてますね「あゆ焼き」
立嶋:初夏!!って感じだよね。さて、このお菓子の話は加納先生抜きでは出来ないと思うよ。
きっと何でも答えてくれるよ。
齊藤:そういえばこの前のGWのお土産「あゆ焼き」でしたもんね。
立嶋:うん、去年もね。いやぁ確か......毎年かも。
加納:では、ご期待通り、鮎のことなら鵜飼い漁で有名な岐阜県出身の私が
解説いたしましょう!
「あゆ焼き」っていうお菓子は、鮎釣りが解禁される少し前くらいから、売り出され
るんだよ。
鮎釣りの解禁は川によって違うんだけど、早いところは5月の中旬くらいからかな。
だから毎年GWのお土産は「あゆ焼き」^^
季節感あっていいでしょ!
もう少し語ってみようかな~。
鮎には名前が幾つかあってね、1年しか生きれないから「年魚」といわれたり、体表に
香りがあるから「香魚」といわれたりするんだよ。
水質のきれいな中流域では、夏季に鮎がいっぱいになって川原が鮎の香りで満たさ
れることもあるんだよ。
齊藤:さすがですよね。先生本当に地元愛してますよね。
今回、HPであゆ焼きを紹介したいんですけど、
中に入れる求肥に柚子なんか加えてさわやかな感じにしたいんです。
暑い夏にも食べやすくなるかなって思ってるんですが。
立嶋:うん、そうしよう。
柚子の表皮をおろし金ですり入れて、さらに果汁を加えるっていうのもいいよね。
梅の甘露煮を刻んで加えてもいいかもね。
ところで生地はホットプレートで焼くとして、家で作る時、顔と尻尾の焼印はどうする?
齊藤:バーベキューなんかに使う串使ってもいいんじゃないですか?
他にも針金をしっかり焼いても使えそうですね。
せっかくだから元気に勢いよく泳ぐ若鮎!!ってなかんじで仕上げたいですもんね。
重松:バーベキュー用の串や針金を使う場合は、やけどしないように十分気をつけてくださいね。
<このコラムの担当者>
和菓子班の看板娘
加納みどり
ラガーマン(だった)
立嶋穣
和菓子班のスーパーモデル
齊藤聡子
辻調の御言持(みことも)ち
重松麻希
<このコラムのレシピ>
あゆ焼き