【半歩プロの西洋料理】冬のフランスへ!
みなさんこんにちは!
エコール辻大阪の伊藤です。
だんだん寒くなってきましたが冬休みのご予定はお決まりですか?
そこの決まってないあなた!フランスへ行きましょう!
美しい景色とおいしい食べ物を堪能しにさぁフランスへ!
いますぐ航空券をとってさぁ!さぁ!
と、なぜこんなに鼻息荒くフランスをおすすめするのか・・・
それはわたくし、伊藤が昨年の年末フランスへ行ったからです!
とっても楽しかったですよー!みなさんにもこの楽しさをぜひ!
旅行はアルザス、パリ、そしてカルカッソンヌへ行ってきました。
今回はアルザスをご紹介致しますね。
フランスでは11月末からマルシェ・ド・ノエル、クリスマス市が行われます。
そのクリスマス市が有名なアルザスのストラスブールという都市へ行ってきました!
私が行った時にはクリスマスは過ぎていましたが、
クリスマス市はまだ行われており、
ヴァン・ショーというホットワインやクリスマスグッズが販売されていました。
ヴァン・ショーはその名のとおり温かいワインで、
お店によって異なりますが、シナモンなどのスパイスやオレンジのスライスが入っています。
赤ワインで作ることが多いですが白のヴァン・ショーもあります!私は白のほうが好きです!
冷えた体にしみこむおいしさ!何杯も飲んでしまいます。
クリスマスグッズ:たくさんあって迷っちゃいます。かわいくて楽しい!
ストラスブールの街並み
小っちゃくてかわいい観覧車
クリスマス市を楽しむ人々
クリスマス市を堪能した後は食事へ...
アルザスの代表的な料理には、タルト・フランベ、シュークルート、ベッコフなどがあります。
タルト・フランベはパン生地をごく薄く伸ばし、フレッシュチーズと生クリーム、ナツメグを混ぜたものを
塗り、玉ねぎとベーコンを散らして高温のオーブンで焼いたものです。
タルト・フランベ アルザス風ピザ
パリパリ、くせになるおいしさ!ワインがすすみます!
シュークルートは玉ねぎの薄切りをがちょう脂かラードで炒め、キャベツの塩漬け(シュークルート)を
加え、豚の燻製肩肉、塩漬けの背肉やスネ肉、ベーコン、ソーセージ、ジェニパーベリー(ねずの実)、
リースリングワイン(アルザスの白ワイン)をいれてオーブンで蒸し煮したものです。
シュークルート すごいボリュームです!
キャベツの塩漬けと豚肉加工品のコクが合ってもうやみつき!
お腹いっぱい、くるしーとなっている隣の席で、同じものを注文されたフランスの奥さまは
一皿ペロリと召し上がられ、デザートを楽しんでおられました。
さて、この二つのレシピは既に紹介していますので
もうひとつ、アルザスの代表的な料理、
タルト・ア・ロニョン、玉ねぎのタルトのレシピをご紹介致します。
玉ねぎの甘みとタルトのさくさくの食感がおいしいです!
熱々でも冷めても!白ワインにもよく合います。
おやつにしたり、サラダを添えて昼食に・・・
これにてアルザス編は終わりです。
ロマンチックなマルシェ・ド・ノエルの光景と
ボリュームたっぷりの名物料理の数々があなたを待っています!!
みなさんの旅の参考になれば幸いです。よい冬休みをー!
担当者情報
- このコラムの担当者
エコール辻大阪 辻フランス・イタリア料理マスターカレッジ
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