【好吃(ハオチー)!中国料理!】美肌効果!ナツメ料理
皆さんこんにちは。季節の変わり目いかがお過ごしでしょうか?!
今回はおいしいものを食べて内面からキレイになろう!!ということで美肌効果もある干しナツメを紹介します。
ナツメは初夏に芽を出すことから夏芽(ナツメ)と呼ばれています。秋に実がなり、熟して赤黒くなったら摘み取り、乾燥させます。そうするとしわができ、干しナツメの完成!
冬の寒い中で乾燥させたものが栄養も豊富といわれています。
では、どれだけ栄養があるのでしょうか?中国では「一日三個ナツメを食べると歳をとらない!」といわれているくらい!うーん、どんな効果があるのか調べてみました!主成分として鉄分、カルシウム、カリウム、マグネシウム、食物繊維などが豊富に含まれています。漢方、生薬としても使用されていて、冷え性の改善、それに、胃腸の消化機能を調整し、栄養分の吸収を促進する作用や、造血作用、精神安定作用もあります。なので、老化を防ぎ、美肌を保つことができるのです!
なるほどですね!実はわたし、ナツメ成分の入っている化粧水を使用しています!肌も明るくなり、もちもち肌になります!おススメです!更にナツメを食べたらなおいいのではないかと思い、紹介しています!
といっても日本であまりナツメは見かけないですよね、、、苗での販売は見たことがありますが。。何か違いがあるのでしょうか?
下の写真のように、中国では市場や乾物屋さんにも普通に売っています。
それだけよく食べられているということですね!
ではここで日本のナツメと中国のナツメを比べてみましょう。
日本のナツメは小ぶりで果肉が薄く、酸味があります。
中国のナツメは300種にも及ぶといわれていますが、一般的に食べられている大棗(タイソウ)は種も小さく果肉も厚く、なおかつ甘いです。赤い実が美しく、庭木や街路樹としても用いられているそうです。なんかおしゃれー。
わたしのおじいちゃん家の裏山にナツメの木があり、小ぶりで赤くってかわいいなーと思い、小さい頃に好奇心で食べてみたら見た目とはうらはらに、とてもすっぱくてなんだこれ、、といった思い出があります。食感はりんごのようにしゃくしゃくした感じでした。
おじいちゃんに聞いたところ、「ナツメは手入れしなくても毎年きれいな赤い実をつけるし、ナツメが赤くなったら夏が来るなーなんていつも思うんだよ。」と言っていました。
裏山にあんな立派なナツメの木があったのに、あまり食べる習慣はなかったようです。
中国では昔から健康に役立つ食品とされていて、なおかつ子供のお菓子にもなるし、しかも値段もお手ごろだったため食べる習慣があったのでしょうね!
中国の五果のひとつとしても有名ですね!ちなみに五果とは、桃・李(スモモ)・杏(アンズ)・栗・棗(ナツメ)です。五果を使ったドライフルーツのケーキなどは日本でも売られていますね!
これからはわたしも毎日3個食べてみようかなー。
そのまま食べるのはもちろん、ドライフルーツのシロップ蒸しもいいですね!肌寒いのでドライ生姜を入れてほっこり。なんていかがでしょう。
あとは手羽先と一緒に煮込んでも美味しく食べられますね!
今回は「ナツメの白玉団子詰め、桂花醤風味」を紹介します!見た目もとてもかわいいです。
中に白玉団子を詰めているのでもちもちした食感も楽しめます。ぜひ挑戦してみてください!今年は例年より乾燥しているようですし、ナツメを食べて美肌になりましょう!
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