【菓子まし娘のお菓子講座】サントノレ
菓子まし娘の サントノレ よもやま話
*作り方の方程式*
練り込みパイ生地+シュー生地+ピスタチオのバタークリーム+サントノレクリーム+キャラメル+フランボワーズ=サントノレ
美貴(以下Mi):今回は、歴史のあるフランス菓子「サントノレ」を紹介したいと思います。というわけで、早速ですが・・・「サントノレ」って言う名前にはどんな由来があるんですか~??典子せんせ~い♪
典子(以下Michi):待ってました~!っていうくらいよくある質問♪ 「サントノレsaint-honoré」って言う名前の由来には代表的な説が二つあってね、一つ目は、サントノレ(聖オノレ)は、パン屋や菓子屋の守護聖人だからそれにちなんでだって言うんです。
二つ目は、この「サントノレ」というお菓子が生まれたお店がパリの「サントノレ」通り沿いにあったから名づけられたと言われているんだよ***
ちなみに、サントノレクリームは、シブーストクリームとも呼びます。シブーストは19世紀のお菓子職人で、その人のお店でこのお菓子がつくられたって言われています。
夕子(以下Y):さすが~!サントノレって、シューにキャラメルついているのがアクセントになっていて、おいしいよね!それに、サントノレクリームの軽い感じが最高!!私のまわりでもこのお菓子を好きな人多いわぁ・・・。もちろん私自身もね! 麻紀先生も好きですか?
麻紀(以下M): もっちろん!私、シュー・キャラメル大好き!だからサントノレも大好き(*´∇`*) フランスに行くまでは大きなタイプのサントノレしか知らなかったから、フランスで小さな?(フランスサイズなのであんまり小さくなかったけど笑)1人前のを見て感動したの覚えてる~。懐かしい☆今は日本のお菓子屋さんでもいっぱい売ってるけどね。で、今日はどっち?
Mi:小さいほうですー!練り込みパイ生地を土台にして、キャラメルがけのプティシューを積み上げていくタイプです!結構かわいくできたので、自分でもなかなか気に入ってるんですよ!見てくださーい!ジャーーーン☆ねっ!かわいいでしょー。
周りに絞るクリームは色々考えたんですけど・・・ピスタチオ風味のクレームアングレーズを使った軽いバタークリームにしました!色もきれいだし、ピスタチオはなんとなくフランス菓子の定番!って感じでいいかなーと思いまして。
シンプルに生クリームでもいいし、他のナッツ系のクリームでも合いそう♪中のシブーストクリームもふんわりかるーく仕上げました!シューのキャラメルの焦がし具合も全体のバランスを考えて苦すぎず、甘すぎず・・・・・ん??説明が?長い?あはっ(汗)!
さぁさぁ、どうぞ召し上がってください♪
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