【ベンチタイム】調理パン“ハムフラワー”を作る!!
松田(以下M):今回はパン屋さんでも、コンビニのパンコーナーでも必ず置いてある「調理パン」をご紹介します!皆さんも食べる機会が多いのではないでしょうか?そこで、自分の好きな具材を乗せて自宅で、しかも手づくりの調理パンをつくれたら・・・「最高~!!!!」 ですよね。
福知(以下F):そうですね!パン屋さんでも「焼きたてです~!」という声とあのマヨネーズやケチャップの香りがたまらないんですよね!私は、ソーセージの回りに生地をぐるぐる巻きつけたパンが好きなんですよね。もちろん今回も作ってます!あと、パン生地をタルトのようにする成形と、ハムをバラのように形づくるものをつくりましたね。
野口(以下N):えーっと、今回の調理パンの具は王道のソーセージとチーズ、リッチなベーコンエッグ、みんな大好きなハムとマヨネーズコーンの組み合わせなんですね!!大好きなコーンマヨネーズなので、とっても楽しみです!!!
M:調理パンには、ホットドッグやハンバーガーやサンドイッチのように、パンに具を挟むタイプと、具やソースをパン生地に乗せたり、巻いたりして焼き込むタイプがあります。それぞれ、食材の特徴を生かした選択をしています!
F:今回つくるのは焼き込むタイプですよね!ホットドッグやハンバーガーも大好きですが・・・・・・。ところで、なんでホットドッグって名前なんですかね・・・??昔から疑問に思っていました!!
M:ホットドッグは、1880年にドイツのバイエルン地方からアメリカに渡った人物が、セントルイスで売り出した際、熱いソーセージで客が火傷しないようにと、パンで挟んだのが始まりのようですよ!
N:熱々のソーセージをパンで挟もうだなんて、なんて実用的なんでしょうね!!おなかもいっぱいになるし、新しい物好きのアメリカ人に受け入れられた事は納得できます・・・!
M:後にニューヨークのポロ競技場で“レッドホット”の名で売り出されると人気を集め、知名度を上げていったようです。
F:最初は「ホットドッグ」ではなく、「レッドホット」と呼ばれていたんですね!初めて聞きました!
M:巷で「レッドホット」が人気を博していた頃、当時ドイツ人のことを犬の“ダックスフンド”に見立てた漫画を描いていた人物が“レッドホット”の長いパンに、ダックスフンドを挟んだ漫画を描いたところ、これが人々に受けて、以来、「ホットドッグ」の名が定着したと言われています。
N:私も初めて聞きました!!ところで、調理パンのつくり方や使用する具材で、何か注意すべきことはありますか?
M:調理パンの味付けで、塩の役目は重要です!パンと一緒に食べる具なので、塩加減は通常より強めに味付けします。それを忘れて普通の味付けをしてしまうと、パンに負けて具が目立たなくなります。
N:わかりました!!じゃあコーンマヨネーズの塩加減は強気で行きますよ!!
F:あ~!!もうおなかペコペコです!!早く焼きましょう!!!
M:どれどれ、発酵の具合はどうかな・・・?そろそろ焼けますね!卵を塗って下さい~!!
N:は~い!じゃ、私がベーコンエッグの仕上げをしま~す!
F:私はソーセージ・コルネの仕上げします!・・・・・・ピザソースとマスタードを・・・。
M:野口先生~、ベーコンエッグの卵は・・・・・・あ゛~!!!!!
N:へっ?先生~、卵があふれちゃいました~(汗)
M:今、卵黄だけ乗っけてと言おうと思ったら~、遅かったかー(涙)
F:そうなんだよ・・・ベーコン乗せた後、マヨネーズで円を書いて、中心に卵黄を乗せて塩、コショーで味つけをする・・・・ねっ! それではジャンジャン焼いて行きましょう!
N:はぁ~い!!
M:福知先生、気合入ってますね~!
F:ウイっス!
N・M:??
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ゼンメル松田 松田 哲治
クリームパン福知 福知 ゆかり
野口みのり
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