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おしゃべりクッキングの現場から・17

おしゃべりクッキング

2010.03.13

こんにちは。「おしゃべりスタジオ日記」です。
今、スタジオでは収録の真っ最中!

ポカポカと暖か日も増えてきて、
ようやく春の気配がしてきたこの頃ですが
スタジオにも春の色が見えはじめました。


↑グリンピース(えんどう豆)


↑野菜を使ったバターソース
 
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収録中、上沼さんがふとこんなお話をされました
「盛り付けって大事ですね~。
いくら美味しいものでも、やっぱり見た目がキレイじゃないとね。」

そこで今日のテーマは『盛り付けのポイント』。
先生に“盛り付けて大事にしていること”を聞いてみました。

(若林先生)
「主材料や添え物、ソースがバランスよく見えるように。シンプルだけど美味しそうに、食べやすく見えることが大事。特にTV番組の時は、人の目のように角度を自由には変えられないので、カメラで撮った時の見え方を意識します。一目で何の料理かが分かることが大切です」
 

(濱本先生)
「日本料理には“山水盛り”という基本の盛り付けがあります。向かってむこう側を高く、手前を低く、お客さんが一番きれいに見える角度で傾斜をつけます。食卓で取り分けるような時は“ちらし盛り”と、どこから見ても同じバランスに見えるような盛り方なども使い分けますね。また、ナイフを使わない料理ですから、切らなくても食べられる柔らかさや、一口で食べられる大きさを意識します。」
 

(宮崎先生)
 「すべての素材が見えるように意識しています。あと見た目には“高さ”も大切ですね。和え物などは、ただパッと盛るのではなく、ベタッと見えないようふんわりと空気を含ませるように盛るようにしています。空気も一緒に盛るようなイメージですね」
 

 

 

よく、できあがりの状態を撮影する際に、宮崎先生がされるしぐさが印象的です↓。

 

色どりやバランスだけでなく、誰が見るのか、どんな食べ方をするのか、たくさんのことを考えながら盛り付けを考えていきます。今日は、そんな先生方の「集中」の瞬間をお送りしました(^^)v