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"グレーテル"のスタジオから【チェコのクリスマス ヴァーノチュカ】

グレーテルのかまど
テレビ

2019.12.17

12月16日放送の<グレーテルのかまど>、いかがでしたか。

豊かに、幸せになることを連想させるパン。
作るときに儀式があるなんて、作ることも食べることも大切にしていることが
伝わってきましたね。

さて、グレーテルが残したメッセージは
「心をこめて編んでほしい!!」



今宵ひもとくのは、「チェコのクリスマス ヴァーノチュカ」です。

中央ヨーロッパの国 チェコのクリスマスに欠かせないのが、
レーズン入りの生地を編み込んだ大きなパン、ヴァーノチュカです。
もともとクリスマスイブは断食期間の最後の日だったため、肉が食べられず、
その代わりに大きなパンを並べることで、食卓を豊かにしようとしたんですって。


それでは、"焼き目クッキリ、焼き色ツヤツヤ"幸せを呼ぶヴァーノチュカを作りましょう!

あら、今日のヘンゼルの恰好は...??



小麦粉やバターをふんだんに使ったヴァーノチュカ作りには、
厳格な作法があるそうです。

まずは、ヘンゼルのように白いエプロンと三角巾を身に着けること!
ヴァーノチュカへの敬意を示し清潔な姿で。

レシピ指導は、橋本素明先生です。



そして、
生地を練っている間は無言で!
生地作りにはどんな邪魔も入ってはいけないそうです。



それから、
生地を発酵させるときにはジャンプをする!
生地がしっかり上に膨らむように願いを込めて。
ヘンゼルも一生懸命ジャンプしていましたね。ぜひ番組をチェック!

発酵したら生地を9等分して少し休ませます。



実は生地の1本1本には意味があるんです。
土台に使う4本は、「大地、太陽、水、空気」
次の3本は、「理性、希望、感性」
最後に上に乗せる2本は、「愛、知恵」

人間にとって、最も大事なものを一番上に置くんですね。

さあ、9本の生地を使って編んでいきますよ。
橋本先生が一番複雑な4本編みをヘンゼルに伝授。引っ張らずに優しく丁寧に。





きれいに編めたら表面に溶き卵を塗ってオーブンへ



編み込んだ模様にさまざまな願いを込めて、ヴァーノチュカが完成!





チェコではクリスマスイブから年が明けるころまで、
いろんな楽しみ方でヴァーノチュカを食べるそうですよ。

チェコのクリスマス ヴァーノチュカ レシピはこちら


★★番外編★★
この日の収録では、遅ればせながら"かまど"こと、キムラ緑子さんの
お誕生日のお祝いをしました。
エコール 辻 東京の学生たちが作ったケーキをプレゼント。
緑子さん、おめでとうございました!




月曜日の夜は、グレーテルのかまどをお楽しみに!
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『グレーテルのかまど』
毎週月曜日放送 【NHK Eテレ】 22:00~22:25 
(再放送)翌週月曜日 【NHK Eテレ】 10:25~10:50
(再放送)毎週金曜日 【NHK総合】 11:05~11:30 ※一部地域を除く

★番組公式HPはコチラ↓
https://nhk.jp/kamado/
★辻調グループ「グレーテルのかまど」スペシャルサイトはコチラ↓
http://www.tsujicho.com/media/tv-info/gretel/
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