「信長のシェフ」season2 第6話 撮影裏話
またまたケンの腕が冴えわたりましたね。
本領発揮です。
病弱の信玄が信長に向かうのをどうしても止めることができないケン。
信玄は息子勝頼に家督を譲り、「織田が動けぬうちに奪えるものは奪う!」との
決意はまったく揺るぎません。
「止められるのか、この俺に?・・・・でも、やるしかないんだ、今は!」と
黙々と料理を作り始めるケン。
そして、ついに料理が完成した。
ケンは緊張し、震えがとまらない。「一か八か・・・・勝負だ・・・いざ参らん!!」
渾身の思いと技術をこめた料理“登竜門”の登場です。
登竜門とは成功へといたる難しい関門を突破したことをいうことわざです。
急流の滝を自力で登り切った鯉は霊力が宿り龍になると言われます。
ケンは龍になるのは信長であるということ、
そして、自分は自ら滝を登らぬただの鯉(信玄のこと)には仕えない、
ということを伝えようとしたのです。
この“登竜門”、ほんと大変でした。
何回も試作を行いました。なかなか画になるものができなかったのです。
素材の固定も難しかったですね。
この“登竜門”でケンが伝えたかっったメッセージも無駄に終わりました。
でも撮影はうまくいきました。
信玄の家臣にも提供する場面ですので、
撮影直前は先生方も一心不乱に盛り付けを行います。
すべての“登竜門”を同じように作るのです。
「終わった!! 登竜門」と伊藤先生
さて、ケンの心意気を理解した信玄はケンを放ちます。
信玄がケンに投げた別れの言葉
「さらばじゃ、愛しき料理人」
信長の元に無事戻ったケンと夏はまた活躍を始めました。
早速食の細い濃姫に食べやすい“めし玉”を作りました。
割ると中にはエンドウ豆のホワイトソースをかけた“特製ドリア風めし玉”です。
セットの裏側はこんな感じです。
撮影の合間にはセットの中に場所見つけ、少しだけ息抜きです。
来週はさらにさらに驚くべき料理をケンは作り出します。
こんなものまで? というケンの料理
ますます楽しみですよ!