J:Comチャンネル「おちゃのこSai Sai」:黒にんにくの真っ黒スペアリブ
1月30日(金)放映の「おちゃのこSai Sai」は西洋料理の内田先生が担当。
食材は大阪の羽曳野市「株式会社 大地の恵」さんの黒にんにくです。黒にんにくの風味はというと?
熟成発酵の結果、にんにく特有の辛味、そして、あの独特のにんにく臭がありません。少しかじってみると口内に広がるのはむしろプルーンのような香りと風味です。
黒にんにくの色、そして一種フルーティーな風味。西洋料理の内田先生が思いついたのはフランスのノルマンディー地方の郷土料理“ブーダンノワール(血詰めのソーセージ)”です。 このクラッシックなフランスの地方料理の名品には必ずリンゴのコンポートがつけられます。
準備中の内田先生。慣れたものです。
内田先生は黒にんにくの色と風味を活かして「スペアリブ」を作りました。
付け合せはリンゴジャム。
温故知新と言いますか、クラッシック料理のひとつを分解して、再構築するという流れが今のフランス料理にあるようですが、それとは少々異なってはいるものの、クラッシックな料理の知識はやはり役にたつのですね。
では、レシピ(オリジナル)をご紹介しましょう。
≪黒にんにくの真っ黒スペアリブ≫
[材料 <2人前>]
スペアリブ 600g
黒にんにく 2片分・・・・・・ スライスしておく
チキンブイヨン 1L
黒にんにく 4片
合わせ調味料
黒にんにく 30g(4片分)
りんごのジャム 50g・・・・・・・市販、甘くないもの
りんご酢 120ml・・・・・・・煮詰めて使う
スペアリブの煮汁 約200ml
[付け合せ]
じゃがいも 1個 ・・・・・・・・・一口大に切る(粉ふき)
パセリ 少々
小麦粉、サラダ油
塩、こしょう
<作り方>
1.スペアリブにスライスした黒にんにくを差し込む。
2.1をチキンブイヨン、黒にんにく、塩で柔らかくなるまで煮る(40分程度)。
3.スペアリブが煮上がれば、2の黒にんにくを取り出し、フォークで潰し、合わせ調味料の材料と合わせる。
4.フライパンのサラダ油を熱し、薄く小麦粉を付けたスペアリブを焼く。
5.フライパンの油をふきとり、合わせ調味料を加えて、からめながら煮詰める。
6.付け合せのじゃがいもは一口大に切り、ゆでる。
火が通れば取り出し、粉ふきにする。
7.皿に5と6を盛り付ける。パセリを飾る。