"グレーテル"のスタジオから【ロダンのレモンカード】
10月3日放映の<グレーテルのかまど>いかがでした?
この<考える人>を作ったあまりに有名な彫刻家ロダンが主役でした。
ロダンがお気に入りだった"レモンカード"。イギリスではおなじみのジャムの一種です。
ロダンがこのお菓子を好んだ理由は秘められた「恋心」でした。
甘酸っぱい風味の"レモンカード"と恋心。なんか素敵な感じじゃなかったですか。
ところでグレーテルが残していたメッセージはこちら。
やはり「甘酸っぱい恋の味・・・」。
この「恋の味」に満ちたレモンカードをつくります。
レシピ指導は、中濱尚美先生。
まずはレモンの皮をすりおろす作業からです。
この作業はヘンゼルは「レモンパイ」を作った経験からお手のものです。
レモンの汁を絞ったら湯煎にかけてそこに砂糖、バターを加えて、
湯煎から外して卵を加えるのですがここは「のんびり、休まず!」に。
これは卵が固まることがないようにゆっくり火を通すためですね。
ゆっくりと優雅に。まるで100年前のラッセル夫人のように、です。
次はこのレモンカードにぴったりなショートブレッドを作ります。
加えるバターを細かく刻みこむのがコツ。というのもこの"ショート"は
「サクサクした」という意味なんです。
バターを細かく刻むと粉にバターがついて独特のサクサク感が得られるのです。
今日の<グレーテルのかまど>はお菓子に人間関係が加わることでお菓子の味も変わるのだと実感できるものでしたね。
そして、どんなお菓子にも人の思いがこもっているものだと思います。
月曜日の夜は、グレーテルのかまどをお楽しみに!
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『グレーテルのかまど』
毎週月曜日放送 22:00~22:25 【NHK Eテレ】
再放送毎週水曜日 10:25~10:50【NHK Eテレ】
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