"グレーテル"のスタジオから 【イタリア 愛を届けるミモザのケーキ】
3月5日放映の<グレーテルのかまど>、画面いっぱいに春を感じましたね。
ミモザの花ってほんとうにきれいな色です。
イタリアでは3月8日は「フェスタ・デラ・ドンナ(=女性の日)」なんですね。
とても素敵な習慣だと思いませんか?
黒板に書かれたグレーテルのメッセージは「明日は休み!だって...」
何の休日かわからないヘンゼルはさっそく本をひも解きます。
そして、発見!
「イタリア、愛を届けるミモザのケーキ」。
「フェスタ・デラ・ドンナ(=女性の日)」の祝日。
ミモザの花を女性に贈ることで日ごろの感謝の気持ちを伝えるイタリアの男性たち、
この時に花とともに欠かせないお菓子がミモザのケーキです。
そこでヘンゼルもこのミモザのケーキを作ってグレーテルの休みを祝ってあげることにします。
レシピ指導は大熊恵先生。
そこに薄力粉を入れて切り混ぜ、最後に溶かしバターを加えて、型に入れ180℃のオーブンで30分焼きます。
その間に中に入れるクリームを作ります。
まずカスタードクリームを作ってその中にサフランを入れます。
鍋にサフランをいれておきそこに牛乳を入れて沸騰直前まで温めます。
カスタードがほぐれたらバニラエッセンスを加えて混ぜ、クリーム状にします。
そこに生クリームを合わせてふんわりしたクリームに仕上げます。
そして、今日はシチリア風にレモン果汁を加えます。
先ほどのスポンジが焼けたらケーキの組み上げをしていきます。
スポンジ生地をまず厚み1.5cmにスライスし、残りのスポンジ生地は下から1㎝の厚みでスライス、
2枚のスライス生地をつくります。
今回はドーム状のケーキに仕上げたいので、厚み1.5cmの生地を土台にしてクリームを盛り上げ、
その上に厚み1㎝の生地をかぶせてふちをしっかりと押さえ、
さらにその上にまたクリームを塗ってこんもりさせてドーム状に整えます。
残っているスポンジ生地をフードプロセッサーで細かくし、"花"のように上に散らします。
きれいな黄色の粉にするために生地の表面、まわりの焼き目部分はフードプロセッサーにかける前に取り除いておきます。
粉々にしたスポンジ生地を表面がデコボコにならないようにすき間がないようにビッシリとケーキ全体に散りばめたら
ミモザケーキの完成です。
春の初めに設けられた「女性の日」。なんかいかにもイタリア的な祝日のような気がします。
ぜひ、日本でも根付いてくれたら嬉しいですよね。
フワフワと柔らかな口どけで優しい甘さ。フレッシュなレモンの効いたクリームがさわやかな味わい。
イタリアのあたたかさと優しさの詰まったこのミモザケーキ。
ぜひお試しください。
月曜日の夜は、グレーテルのかまどをお楽しみに!
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『グレーテルのかまど』
毎週月曜日放送 22:00~22:25 【NHK Eテレ】
再放送毎週水曜日 10:25~10:50【NHK Eテレ】
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