『落語食堂 らくしょく』開店!(19日目)
毎日新聞夕刊(関西版)10/1(火)号に掲載されている『落語食堂 らくしょく』!
今回のお題は、「京の茶漬け」。
京都では、お客さんが帰るときに「ちょっと、お茶漬けでも。」とあいさつをすることがあったそうで・・・。今もその風習は残っているとか、残っていないとか・・・。
このお噺では、ある大阪の男が京都の知り合いの家から帰り際に言われる「お茶漬け」を
食べてみたいといういたずら心から、その茶漬けをごちそうになるお噺。
出てきた茶漬けは、ご飯にお茶がかけられたものとすぐきの漬物。
落語食堂では、大阪の男がその京都の知り合いに振る舞った「鯛」をも使って、
茶漬けを紹介しました。
今回の担当は、日本料理の松島愛先生。
さてさて、対談もそろそろ始まるころでしょうか。
今回の対談、最初に「タイミング」の話になって・・・。
確かに、料理は、自分の目の前に出された時が、一番おいしい状態と
先生方から教えていただいているので、私もすぐに無言になって食べ始めます!!
みなさんは、どうですか?
さぁ、いよいよ料理も出てきました!
今回は、「鯛ご膳」。
この鯛茶漬けには美味しく召し上がって頂く秘訣があるんです!
【1】写真でもわかるように、必ず蓋がある茶碗を選んでください!
【2】熱い煎茶を用意する!
【3】お茶を注いだら、すぐに蓋をして30秒。
【4】ドキドキ・わくわくしながら蓋を開ける!(吉坊さんの表情に注目!!)
吉坊さんが蓋を取るとき、鯛の身がちょうどいい状態かどうか、
松島先生もドキドキ!
吉坊さんの表情からもわかるように、この鯛茶漬け食べてみたくなりませんか?
レシピも掲載しているので、ぜひ、チャレンジしてみてください!
さて、空っぽになった吉坊さんの茶碗ですが、
落語のお噺のとおり、茶碗を鳴らしてみたり、
ひっくり返してみたり、松島先生におかわりにねだったのですが、
松島先生から一言。
「学校のおひつも空っぽなんです・・・(汗)」(笑)
お噺と同じようにおかわりをねだられて困ったところで・・・。
本日もお後がよろしいようで。