『落語食堂 らくしょく』開店!(24日目)
毎日新聞夕刊(関西版)3/4(火)号に掲載されている『落語食堂 らくしょく』!
今回のお噺は、「鹿政談」。
まだ夜が明けないうちから仕込みをしていた豆腐屋の男が
泥棒犬と間違って、思わず鹿を殺してしまった。。。
これが奈良・春日の神鹿だから、さあ大変!
色々ごまかすために、これは鹿だ、犬だの論争をするというお噺。
お噺に登場する豆腐をテーマに、料理を作ったのは、
日本料理の長谷川 晃先生。
まずはいつもの乾杯から。
今回は、お噺の舞台である奈良の濁酒(春秋限定品)。
最初の料理は「おからの炒め煮」。
おからの音は「パサパサ」だという吉坊さん。
あまりにもしっとりした口触りに驚いていらっしゃいました。
そして、「豆腐田楽」
吉坊さんは独特の串の形状に職人技を感じて興味津々。
そこからの、職人談議へ。
「最初からうまくできなくても、何度も何度も繰り返し行えば
ある日突然できるようになることもある。
噺家と料理人に共通していることかもしれませんね。」
と、突然深イイ話に。
最後は、「凍り豆腐含め煮」
実は長谷川先生、今回の料理をするために
豆腐を1から作ってみたとか。
すべてのお料理が終わった後、
「原液を飲まないで・・」というにがりの注意書がどーにも気になり、
「これ飲んだらえらいことになる。。。」と言いつつペロリ。
「・・・・・」
なんとも言えない後味の悪さをお酒でぬぐって...
本日もこれにて終了。