『落語食堂 らくしょく』開店!(25日目)
毎日新聞夕刊(関西版)4/1(火)号に掲載されている『落語食堂 らくしょく』!
今回のお噺は、「天狗さし」。
天すき屋(=天狗のすき焼き屋)を始めることにした男が、
京都の鞍馬山まで天狗を捕まえに行った。
結局、天狗と間違えてお坊さんを捕まえたという・・・なんとも破天荒なお噺。
お噺に登場する"天狗"をテーマに料理を作ったのは、
日本料理の山下彰啓先生。 約1年ぶりの登場です!
「鞍馬といえばジャコとサンショウの佃煮」をイメージして
今回は、山菜づくしのお料理を。
まずは前菜。
鼻に抜ける香りを楽しんでもらおうと一生懸命な山下先生。
山菜盛りを見ながら、クイズスタート!
「さて、どれが入っているでしょう?」
一番楽しんでいるのは、山下先生かもしれません。
吉坊さんが食べている間もしゃべるしゃべる(笑)
そして、山椒鍋。
「うわぁ、めっちゃうまいっ!」
思わず吉坊さんからもれた言葉に、したり顔の山下先生。
口の中で山椒のピリピリを感じながら
烏天狗をイメージして噛みしめてください、と要望。
花山椒は学校の庭で昨年採れたもの。
ヤマデは学校近隣の方のお庭にあるものを譲ってもらったもの。
いろんな人の手で直接採集されたものがテーブルに並び、
古き良き日本の食卓を思わせる温かい気持ちになりました。
烏天狗⇒カラス・・・「カラスを使おうかな?」
天狗⇒1本下駄⇒牛若丸・・・「牛を使おうかな?」
山下先生は色んなイメージを楽しみながら料理を考えたという。
そして、勢い余った(?)山下先生は、
天狗を探しに京都の鞍馬山まで行ったとか。。。
山椒鍋の中身に何が入っているのか、ぜひレシピをご覧ください。