『落語食堂 らくしょく』開店!(55日目)
毎日新聞夕刊(関西版)1/10(火)号に掲載されている『落語食堂』
さて、落語食堂<らくしょく>開店です!
明けましておめでとうございます。
新年ということで、明るくめでたい落語です。
今回の落語は「祝いのし」。
おめでたい男が大家の息子の結婚祝いにアワビを渡したところ、
大家から突き返されてしまう。
うまく言い返したいところですが、言い間違いを連発。そんなところへ親分に会い・・・
今回、落語の世界観を表現してくれたのは日本料理・中村先生。
実は、去年も1月を担当しました。
「いつもより、たくさん聞きました。」とのことで。
今回は、ずばり「アワビづくし」の回となりました。
中村先生「今回はアワビでストレートに行きます。」
のしたアワビをじーっと見つめる吉坊さん。
400グラムの大きなアワビも。
今回のお酒は酉年にちなんで、中に鶏がいます。
一品目。「アワビの酒蒸し」
中村先生「アワビの肝のソースで、マヨネーズが入りやや洋風です。」
「今回の落語は、カミカミの部分がおもしろくて、鯛の尾頭付きから
アワビへの展開は意外でした。」
2品目です。「鶏ののし焼き」
中村先生「今年は酉年なので、鶏を使おうと思っていました。
山椒も入れています。」
吉坊さん「落語でも、干支が出てくるものを考えますねぇ。」
そして、ここで中村先生から小さなサプライズ。
料理を食べると、皿に「吉」の文字が出てきました。
(写真を撮り損ねました!ごめんなさい・・)
吉坊さん「"吉"の字はデザインしやすいのかなぁ 笑。」
3品目です。「イカの黄身焼き」
吉坊さん「めちゃめちゃ、めでたい感じですね!」
中村先生「串の打ち方で、のしの形にしました。
"縫い串"と言って、身を縫うように打っていきます。
"わらびいか"と言うことも。」
吉坊さん「確かに。わらびのような。」
さて、偶然にも今年が年男の吉坊さんと中村先生。
吉坊さんの抱負は、「興行でちゃんと"トリ"を取りたい。」
ちなみに、最後を「トリ」というのは、
昔は最後にお客様からお金を"とる"から来ているそうです。なるほど!!
ちなみに、中村先生の今年の抱負は「考え中だそうです 笑。」
↑↑どうしようかなーと、抱負を悩む中村先生。
今回の落語食堂はここまで!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
くわしいレシピはこちらからどうぞ。
☆おまけ☆
酉年にちなんで、この日の吉坊さんの手ぬぐいはかわいい鳥模様でした♪
次回の落語食堂もどうぞお楽しみに♪