フランス校の研修生が国際コンクールで2連覇達成!
シャンパーニュ地方の中心都市ランスにある2ツ星レストラン「レ・クレイエール Les Crayères」のシェフで、
M.O.F.(フランス最優秀料理人)のフィリップ・ミル氏が、食文化の発展とそれを支える若き料理人育成を目的に地方をあげて開催している、調理師学校の学生対象の料理コンクール「トロフェ・ミル TROPHEE MILLE」。
今年で8回目を迎える同大会の国際コンクール部門に、フランス校の研修生が出場し、昨年に引き続き見事優勝!
2連覇を果たしました!
出場したのは現在、フランスのレストランで研修中のフランス校2017年春コース生の2人。
・山本 渚生さん ロアンヌ「メゾン・トロワグロ Maison Troisgros」にて研修中
・石田 小春さん シャニ―「メゾン・ラムロワーズ Maison Lameloise」にて研修中
今年の参加国は
フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、ギリシャ、スロヴァキア、チェコ、モロッコ、ブラジル、台湾、そして日本の11カ国。
内容は、調理師学校に所属する学生が男女一組になって、シャンパーニュ・アルデンヌ、アルザス、ロレーヌを含むグラン・テストGrand Est地方産の指定食材と季節の2次食材をつかった料理1品、スイーツ1品を3時間30分以内に仕上げるというもの。
研修中ということもあり、何度も練習やタイムトライアルを行える環境ではありませんでしたが、研修先のシェフ、そしてスタッフのみなさんの理解を得て、休みの日を調整し、集中的にトレーニングを行いました。
自分たちで試行錯誤してつくりあげたオリジナルの2品には、審査員を務めた名だたる有名シェフたちから、見た目の美しさや仕事の細やかさへの賛辞をたくさんいただきました。
しかし、フィリップ・ミル氏によると、最後の決めては何よりもテーマ食材を生かした「味」だったそうです。
これは料理人にとっては最高に嬉しい評価です!
また、仕事の進め方や、清潔さなどを採点する現場審査員からは、最高点をいただきました。
学校で学んだ技術や知識、研修先で身に着けた現場感覚やスピード、すべてが生かされた結果と言えます。
さらに、優勝という結果以外にも、世界各国の志を同じくする仲間との出会いや、普段ではとても会うことの叶わないトップシェフ達との談話など、かけがえのない経験を得ることができたのではないでしょうか。
研修期間も折り返し地点。
今回の素晴らしい経験を糧に、今まで以上にしっかりと働きながら多くのことを学んでくれることでしょう。
11月20日(月)
Trophée Mille 2017 Concours International
https://www.instagram.com/tropheemille/
結果:
Vanqueur(優勝)日本
2ème Prix(第2位)フランス
3ème Prix (第3位) ブラジル
Prix Spécial Salé(プラ・サレ特別賞) ドイツ
Prix Spécial Sucré(プラ・シュクレ特別賞)台湾è
Prix Cohésion d'Equipe(チームワーク賞)スロヴァキア