中国料理・川﨑元太先生（辻調理師専門学校）が、【令和6年度 大阪府青年優秀技能者表彰「なにわの名工 若葉賞」】を受賞しました。

本賞は、35歳未満の技能者のうち、大阪府において特に優秀な技能者や職業能力開発・技能検定の推進に功績のあった人々を称えるもので、産業発展を担う青年技能者の社会的地位及び技能水準の向上を図ることを目的としています。

●なにわの名工若葉賞、および年度別被表彰者名簿一覧（大阪府発表）
https://www.pref.osaka.lg.jp/o110110/nokai/jinzai/01jinzai_ymeikou.html

表彰式は、2024年12月4日(水)に大阪市中央公会堂で開催された「大阪府職業能力開発促進大会」において、執りおこなわれました。日ごろは学生指導に尽力されながら、料理人としての研鑽も詰み、今回の栄誉に輝かれたことは、他の教員の模範となります。おめでとうございます。

《受賞理由》
料理の教育機関における中国料理部門の教員として、確かな調理技術と知識を活かして学生指導に従事している。また絶えず技能の向上を図りながら、料理研究を行うなど専門性を高めている。中国各地方料理の調理法や食文化に精通し、料理人の競技会においても優秀な成績を修めている。特に点心技術においては、日本中国料理協会（日中協）主催「青年調理士のための全日本中国料理コンクール」において銀賞を獲得するなど、高い評価を受けている。さらに既存の技術をもとに、柔軟な感性と発想力・創造性を合わせて、食材の持ち味を巧みに組み合わせた料理を開発し、テレビ番組出演や出版協力を行うなど多角的な活躍も目覚ましい。総合的に、業界や食文化の発展、後進の育成に尽力している。

●先生のコメント●
この度は、「なにわの名工 若葉賞」という名誉ある賞をいただき、大変嬉しく思います。ここまでご指導くださった先生方や、共に働く同僚の支えがあっての成果であり、辻調理師専門学校全体への評価であると感じております。
日ごろ従事している学生指導、および料理研鑽の積み重ねがこのような成果に結びつくことは、後進のモチベーション向上に繋がります。今後も学生への技術指導はもちろんのこと、食の業界の魅力を伝え、日本の食文化を支える人材を輩出していけるよう、尽力していきたいと思います。この度は、誠にありがとうございました。