NEWS

辻調グループからのお知らせ

ブログ

西洋・田中雄大先生【全日本司厨士協会関西地方本部大阪府本部主催 第39回料理コンクール】26歳未満の部・大阪市長賞(2位)受賞

受賞のお知らせ

2022.03.23

この度、全日本司厨士協会関西地方本部大阪府本部主催 第39回料理コンクール「26歳未満の部」において、西洋料理の田中雄大先生(辻調理師専門学校)が大阪市長賞(2位)受賞しました。

公益社団法人全日本司厨士協会は、国に認可された西洋料理調理師の団体です。本コンクールは、西洋料理に携わる関西地方の人材確保及び若手育成を狙って開催されるもので、世界の料理大会につながる初めの登竜門として、また各企業の宣伝の一環につなげて、協会・料理業界の発展に寄与することを目的としています。


田中雄大先生
辻調理師専門学校・調理技術マネジメント学科を卒業後、TA(ティーチングアシスタント)を1年間経験し、今年で職員2年目となります。

例年春に開催される本コンクールですが、コロナ禍により、しばらくは延期か中止かどちらに転ぶかわからない状況でした。開催されるとしても、時季が変わればメニューを作り直す必要も出てきます。頭の中でイメージを膨らませることで、モチベーションを維持していたそうです。開催が本決定したのが昨年7月。無事1次審査を通過し、練習を重ねながら、最終2次実技審査を迎えました。


2次審査の様子。会場はエコール 辻 大阪でした。

競技課題は、舌平目を主材料とし、2時間以内に温製料理を4人分するというもの。また付け合わせには、じゃがいもを活かしたものを1種と、別の材料で作ったもの2種を添えるというのが規定です。最終的には、見栄えを重視した審査用の一皿と、食べやすく工夫した味覚審査用の3人分の皿を仕上げ、調理技術を総合的に審査されます。


田中先生が作成した料理
Rouleau de sole et mousse rayée à l'image du Sud de France (平目とストライプ状のムースのルーロー 〜南仏のイメージで〜)

●田中雄大先生 受賞のコメント
キャリアの浅い私にこのような機会を設けていただき、感謝いたします。熱心にご指導してくださる先生方が身近にいるという環境でなければ、この名誉ある賞をいただくことはなかったと思います。アドバイスをいただくたび、自分の未熟さを痛感するとともに、この結果を受けてさらに精進の必要を感じました。今回の貴重な経験によって得たことを、日々の業務の中で活かせるよう努めたいです。
また、料理を考案する過程で多くのヒントを得られたのは、ご指導くださった先生方の豊富な知識と技術があったからだと改めて実感しました。教員として自ら研鑽しつつ、学生たちに向けても、料理の魅力を伝えていきたいと思います。



田中先生、おめでとうございました!