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今回はパイ生地を使って「サーモンのクリビヤーカ」を作りましょう。ロシア語としては「クレビャーカ」と言われている料理ですが、ピローグ（ロシア風パイ包み料理、またはパン包み料理）の変形で、決まった形があるわけではなく、背を高く作るか、または細長い棒状に作ることが多い料理です。
外側はパン生地やパイ生地で覆い、中身は鶏肉や牛挽き肉、あるいは今回のようにサーモンという主材料を中心に、ご飯、火を通したキノコやキャベツ、ゆで卵などを詰め、表面に溶き卵を塗ってオーブンで焼き上げるもので、宴会料理を華やかに演出する逸品になります。
多くの人が集まるパーティーではメインディッシュとして作り、お客様の目の前で切り分けてすすめてください。また小さくして作れば、以前紹介しましたピロシキにもなり、お子様のおやつとしてもおすすめできます。 |
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辻調グループ校 フランス料理・エスニック料理専任教授 |
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三木 敏彦 |
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MIKI TOSHIHIKO
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■パイ生地にしっかりと火を通しましょう！
表面の焼き色だけで判断するのではなく、パイの底を少し持ち上げてください。底にこんがりとした焼き色がついていれば焼き上がりです。あわてずにオーブンから取り出し、少し粗熱を取ってから切り分けましょう。そのまま食べてもおいしいですが、あるいはサワークリームや溶かしバターを添えると、より一層リッチな味わいになります。
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