立嶋: 「加納先生、そろそろしませんかぁ。」 |
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加納: 「おっと!その誘い文句はホームページだね!?」 |
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立嶋: 「今度6月初旬に出そうと考えてるんすけど、何かありませんかねぇ。」 |
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加納: 「6月にぴったりのお菓子、あるじゃん!6月に入ると和菓子屋に『水無月あります』
ってPOPが目につき始めるじゃない。あぁ夏が来るなぁ。って感じるんだよねぇ。」 |
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重松: 「『水無月』ってひらがなだと『みなづき』って書くのを覚えてくださいね。『月』は『つき』って発音するでしょ。それが濁るから『つ』にてんてんの『づ』!」 |
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立嶋: 「ところで、何で6月なのに水の無い月って書くんですか?」 |
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加納: 「諸説いろいろありますが、旧暦でいう6月は田んぼに水をひき入れる時期で、
水路に水がなくなるところから水無月ってついたとか。また、旧暦は新暦とは季節が少しずれていて、6月は夏の最後の月なので、水のない季節だからとか。」 |
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立嶋: 「さすがっすねぇ!まぁ僕もいろいろ知ってますけどね。一応このコラムを読んでくださる皆さんに分かるように質問してみました。で、なんで6月のお菓子なのかも説明お願いしまーす!」 |
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加納: 「私ばっかり説明ってのもなんだから、ここは立嶋に譲るよ。」 |
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立嶋: 「めっそうもない!ぜひ、お願いいたします!まぁ僕は知ってますけど……(^m^)」 |
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加納: 「なんか最近感じわるいんだけど……( ̄д ̄)。『夏越しの祓え(なごしのはらえ)』という行事が、一年のほぼ半分を過してきた日にあたる6月30日に行われますが、その時にこのお菓子を食べて残り半年の無病息災を願うとされてます。もともとは旧暦の6月30日なので、夏が終わって次の日から秋を迎えるという行事でもありました。」 |
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立嶋: 「三角の形は氷を表していて、上にちりばめた小豆には邪気払いの意味があるそうです。水無月を食べて、残り半年元気に頑張りましょう!」 |
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加納: 「今回はいろいろある作り方のうちの1つを紹介したいと思います。」 |
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重松: 「2人とも最近ちゃんと勉強してますね。感心感心♪」 |
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加納&立嶋: 「……最近って(^^;」 |
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