加納 : 「覚えていますか?立嶋先生!」 |
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立嶋 : 「相変わらず突然っすよね(^^:)。全く何のことだか……。」 |
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加納 : 「2005年3月のコラムで、確かに立嶋先生はこう言いました。『今回は関西風ですけど、またいつか関東風を紹介しましょうね。』って。ついにその時が来たんじゃない?」
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立嶋 : 「ついに来ましたか……。って、そんな昔のことよく覚えてましたね。」 |
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加納 : 「春だしね、桜もち食べたいなぁって思って、そういえば、おいしいネットで関東風の桜もち紹介してないなぁ。紹介したいなぁ。と、さっき過去のコラムを読み返してみたんだ(^^)。あー、懐かしかった。皆さんもぜひ読んでみてくださいね。」
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立嶋 : 「関西出身の僕は、関東風の桜もちを見たときびっくりしましたよ!そういえば加納先生、この前東京行って来たんですよね。あっちの桜もち、食べてきましたか?」
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加納 : 「うん、食べてきたよ。桜もち発祥の地といわれるのが、隅田川沿いの長命寺の桜もちなんだけど、隅田川両岸は花見の名所なんだよね。満開の季節はきれいなんだろうなぁ。」 |
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立嶋 : 「知ってますか?暴れん坊将軍で有名な8代将軍徳川吉宗が、鷹狩りに出かける道中の隅田川の両岸に、桜の木の植樹を命じたという説があります。そして長命寺の門番が桜の葉を塩漬けにしたのが、始まりだといわれていますよ。」 |
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齊藤 : 「へー、そうなんですね。関東風の桜もちっていわゆる和風のクレープっていえますよね。この生地を使って餡と苺を包んだら、ちょっと変わった苺大福ができちゃいますね。」 |
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加納 : 「さっすが、若手ホープ齊藤先生!先輩の話はメモ取りながら聞くし、新作和菓子はするっと出てくるし、すごいよね。他にも何かあるかな?」 |
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齊藤 : 「そうですね……。モチモチした食感が楽しめる生地ですが味はシンプルなので、秋には、柿餡や栗餡なんかを使って新しいお菓子を作り出すこともできると思います。」 |
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立嶋 : 「生地に使う水を牛乳にしたら、コクが出て、さらにレパートリーも広がると思うよ。いつかこの生地を使った応用のお菓子も紹介しましょうね。」 |
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加納 : 「あっ、その台詞、よーく覚えておくね。」 |
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齊藤 : 「先生方の会話の掛け合いは、さっすがですね。齊藤も頑張ります!」 |
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重松 : 「最近でこそまともな会話(コラム)ができるようになったけど、最初の頃はもひとつおもしろくなかったから、3人で何度も修正してたんだよ。それに最近『行き詰まってる』ってのが口癖だし……」 |
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加納・立嶋 : 「重松先生ー。おとさないで下さいよー!」 |
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