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最近話題の雑穀の中の「粟(あわ)」を使って、蒸し物を作ってみました。粟を蒸してつきつぶし、餅のように粘りを出します。今回は、甘鯛(あまだい)を合わせましたが、鶏肉や穴子、鯛などを使ってもよいでしょう。 |
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日本料理担当 |
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若林 聡子 |
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WAKABAYASHI SATOKO
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■粟のワンポイント
五穀豊穣という言葉を聞いたことがありますか?穀物の豊作を祈るときに用いる言葉です。では、五穀とはいったい何でしょう?それは、穀物の中の代表的な五種類、すなわち「米」・「麦」・「粟(あわ)」・「稗(ひえ)」・「豆(大豆や小豆)」のことです。今回はこのうちの「粟(あわ)」を使います。粟の種類は「もち粟」と「うるち粟」の2種類がありますが、今回使用したのは「もち粟」で、粘りが強く、餅などに用いられます。今回のポイントは、粟を一晩水につけて戻し、柔らかく蒸し上げることです。
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