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業務用の焙煎機を使ってコーヒーを焙煎します。焙煎度はシティ・ローストです。焙煎の方法は各人各様です。ここで紹介するのは、あくまで手網焙煎の参考としての焙煎の一例です。
使用する焙煎機は、いわば熱風が流れるオーヴンで、調理素材のコーヒーは、均等に熱があたるよう、常時撹拌されています。 |
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辻静雄料理教育研究所所長 |
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山内 秀文 |
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YAMAUCHI HIDENORI
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■操作のポイント
焙煎の操作要素は主に、a初期温度(生豆投入時の焙煎機の温度)、b火力調整、cダンパー操作(排気量の調整)の3点です。この3つの操作によって時間経過と温度の関係が決まります。
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■焙煎のプロセス管理
2度(厳密には3回)のハゼを区切りに、a生豆投入→1ハゼ直前(4.5)、b1ハゼ開始→2ハゼ直前(6)、c2ハゼ開始→終了(7)の3つのステージに分けて行います(bで終わる場合もあります)。3つのステージごとに所定の時間に、所期の温度に達しているか、つまり温度の上昇カーブにズレがないかを確認していきます。ズレが生じた場合には、主に火力を調整して対処します。
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