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子供の頃に一度は食べたことのあるマシュマロを作ってみませんか?フランスではパータ・ギモーヴという名前で売られています。 |
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辻調グループ校 洋菓子助教授 |
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古村 亨子 |
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KOMURA KYOKO
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■作り方のコツ
作り方に関しては特に大きな問題となる点はありませんが、作業が段取りよく流れるように初めのうちに準備をしておきましょう。
またイタリアンメレンゲの中にゼラチンを入れ泡立てますが、イタリアンメレンゲを冷ましすぎると作業性が悪くなりますので注意して下さい。
でき上がったものは充分に冷まし、密閉容器で保存して下さい。乾燥すると固くなり風味も悪くなりますので注意して下さい。保存期間は約2週間です。
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■応用
色や味、形(絞ったり、抜く)を変えることでバリエーションも広がるので色々と工夫して楽しんで下さい。
透明のセロファンで可愛くラッピングしてプレゼントとして渡すのも良いでしょう。
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■名前の由来
マシュマロの名前はウスベニタチアオイという植物の英名マーシュ・マロウmarsh mallowに由来します。
根の部分には粘液質を含み、咳き止め効果や喉の痛み、風邪、便秘などに薬効があるといわれます。甘い香りもあり、アイスクリームの増粘剤としても使われていました。マシュマロも、この粘液を加えて作られていたためこの名前がついたとも、粘液でつくった咳止め薬に似ていたからともいわれます。
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■作り方の方程式
イタリアンメレンゲ+ゼラチン+香料・色素=マシュマロ
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