TOKYO

辻調理師専門学校 東京

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辻調東京 国内研修旅行2024 ~味覚の探求の旅~

調理師本科
調理応用技術マネジメント学科

2025.03.28

辻調理師専門学校 東京が開校して初めての研修旅行、行き先は京都と大阪。
東京校ではすべてのジャンルの料理を1年または2年かけて学びます。
したがって、国内の研修旅行も日本料理だけでなく、
フランス料理や中国料理のお店に伺う、とても贅沢な旅行です。

まずは、京都嵐山。
大堰川にかかる渡月橋を見ながら、老舗の料亭で京都ならではの日本料理を堪能しました。
初めての料亭に緊張しつつも、授業で習ったことなどを話しながら楽しく会食をし、
最後にご主人と記念写真を撮りました。その後、嵐山駅近郊や公園、そして竹林を散歩。




夜は京都の観光名所である清水寺を訪れ、二年坂を散策し、高台寺のフランス料理店へ。
素晴らしいロケーションでの会食が始まり、料理の仕上げを目前で見ながら、
ホスピタリティあふれるサービスを受け、学生たちも感動。




翌日は大阪へ移動。国定公園である箕面へ向かい、山道を歩いた後、
大阪を代表する料亭で料理長から料理の説明を受けて、会食がスタートしました。
お店の代表的な料理である八寸に学生たちから歓声が上がり、
続けて目の前で揚げていただく熱々のお座敷天ぷらを堪能。




翌日の昼には中国料理のお店を訪れました。
ご主人は辻調理師専門学校の元職員。
学生たちにたくさんの学びをいただきながら、
目の前で作り方を説明していただきました。
ワンオペでの営業だからこそ、きれいな調理を心掛けることが大切であることも伝えていただきました。
前菜から最後の食事まで、普段より多くの料理をお出しいただき、
鮑のオイスターソース煮込みや唐墨チャーハン、麻婆豆腐など、
授業で作った自分たちの料理と比較し、奥深さを体験しました。



最後のお店は、大阪でミシュランガイドの3つ星を獲得しているお店です。
厳選された食材の持ち味を活かした調理がされており、
その根底には日本文化や祭事を大切にしつつ、科学的な根拠に基づいた提供がなされています。
また、自然環境に即した活動にも積極的に参加されており、学生たちへのメッセージをいただきました。






4日間という短い期間でしたが、非常に濃密で学びの多い体験をし、
今後の調理に取り組む姿勢や考え方に大きな影響を受けたとのことです。

~プロフィール~
辻調理師専門学校 東京
日本料理
岡田 裕

「せっかくなら」の言葉を常に思い、
「せっかくやるなら楽しく」、「せっかく食べるなら美味しいものを」と、
何ごとも出来るだけ良い方向にと自分自身に問い、共有できる人達を
増やしていけたら良いなと思ってます。