TOKYO

辻調理師専門学校 東京

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パスタの麺は買うんじゃない。作るものだ! 今日はみんなが好きな自家製パスタ!

調理師本科
調理応用技術マネジメント学科

2024.09.12

こんにちは!
毎日暑い日が続いていますが、約1か月の夏休みも終わり、
辻調東京の授業が再開しました!

夏休みの間に地元へ帰省した学生からは、
帰省先でご両親へ前期に習った料理を振る舞った話も聞きました。
またアルバイトに精を出した学生やレストランの食べ歩きを何軒も回った学生と
有意義な過ごし方をしていたようで何よりです。

夏休み前には、乾麺のスパゲッティの実習をこのブログで紹介しましたが、
今日のグループ西洋調理実習は、イタリア料理の自家製パスタの作成です。

パスタと言えば、スーパーの棚に並んでいる乾麺のスパゲッティや
ショートパスタをソースで和えたパスタをイメージする方がほとんどではないでしょうか。
大きな区分でいくと南イタリアでは、デュラム小麦粉を使用した乾麺の使用が多く、
北イタリアでは軟質小麦と卵や水などで練った自家製パスタの食文化となっています。

今日の実習は強力粉と卵を合わせて練っていく、パスタ生地の作成がテーマです。
先ずは材料をまとめ、イタリア製のパスタマシンを使って練っていきます。
みんな初めてパスタ生地を扱いますが、結構上手!

楽しそうにパスタマシンを使っています!形を作り出す作業は楽しいですよね。
初めての作業というものあるでしょうが、
この時の実習室は和気あいあいとした協力体制で教室内の雰囲気が明るかったです。

練った生地は一旦休ませて、グルテンを落ち着かせてから伸ばして成形作業にはいります。

この生地を伸ばしてから、専用のカッターに通すと、あら、なんと不思議。
自家製のパスタの出来上がりです。


きれいにタリアテッレというパスタが出来上がりました!
タリアテッレとは幅が6~8㎜の紐皮状に切ったパスタです。
「切る」を意味するイタリア語のタリアーレ(tagliare)からきている名前です。
このパスタはクリーム系のソースとの相性が良いので、今回はこの麺を使用して、
ハムとマッシュルームのクリームソース和えに仕上げていきます!

作りたての生パスタはあっという間に茹で上がるので、ソースの作成のタイミング、
盛り付けまでの一連の段取りをしっかりと頭に入れてから仕上げて、熱々の料理を盛り付けます!



この料理は学生に大人気!みんなおいしいと言ってぺろりと食べていました!
パスタから作るという経験が初めてということもあり、作った満足感も高い様子が伺えました。

今月は前期期末試験もあります。
筆記試験に向けて授業終了後も図書室で勉強している学生の姿も多く見受けられるようになりました。
調理実習では実技試験もあるので、スキルアップにも勤しんでいます。
前期授業ももうすぐ終了ですが、ラストスパートがんばれ!

~プロフィール~
辻調理師専門学校 東京
フランス料理、サービス担当
三浦 和也

フランス料理、サービスの二刀流
1級レストランサービス技能士。食べること、飲むこと大好きです。
好きな食べ物は焼肉、焼き鳥、焼きそば、焼き・・・メイラード反応が好きです。