TOKYO

辻調理師専門学校 東京

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実技試験前の製菓実習

製菓応用技術マネジメント学科
製菓衛生師本科

2024.08.30

こんにちは。
暑い日が続いていますが、東京校は少し過ごしやすい気温になってきました。
とはいえ、まだまだ暑いので体調にお気を付けください。

今、学生は夏休みの真っ最中。
9月に試験週間があり、後期の本科授業が始まります。
製菓衛生師本科の学生は就職活動も頑張っており、学校に内定通知の報告が来るのを楽しみに待っています。

さて、今回は夏休み前に行われた最終実習の様子をお届けしたいと思います。
まずは製菓実習。
「ケック・オ・フリュイ」と「グレープフルーツのジュレ」です。
ケック・オ・フリュイはバター生地といわれる生地から作成しますが、
簡単そうに見えて大切なポイントがたくさんあります。
学生は講習でポイントをしっかり見てきましたが、実際作る時はどうだったでしょうか?


バターの固さを確認して、材料の温度を確認して...。
混ぜ方、生地の状態等、確認する事がたくさんあせあせ(飛び散る汗)
でも1つ1つクリアして、作業をしていました!
でき上がった生地をオーブンに入れますが、今回は焼いている途中にも作業が入ります。


焼き上がったケック・オ・フリュイはラッピングまで行います。
リボン結びに悪戦苦闘あせあせ(飛び散る汗)
右から左とリボンが動くので、「今、どうなってんの?」と初めて見るとこういう感想になります。
かくいう私も学生のころに初めてやったときは、諦めた思い出があります。
何回もやって身に着ける事が大切です。
学生達はあきらめずに最後まで作業をしていました。ここが偉いですね!



もう一方のジュレですが、
ゲル化剤2種類を使用して作成します。
1つ目はアガーを使用して、グレープフルーツのゼリーを。
2つ目はゼラチンを使って、ブランマンジェを作ります。
ゲル化剤1つで、製法や食感などが変わるので、作り方を間違えないようにしてくださいね!


仕上げを行って出来上がり!



隣の実習室では、製パン実習を行っていました。
実は、実技試験前の最終確認の実習でした。
今まで実習で行ってきましたが、学生たちは自分達だけで生地の状態、成形の仕方を確認していきます。





上手くいかない時は、先生から教えてもらいスキルアップしていきます。
生地の状態を確認するのは難しいですが、
「きれいに生地が張れた!」「全部同じようにできない」
など様々な意見が出ていました。
これからスキルアップ等を利用して、成長してくださいね!




みなさん、試験頑張ってくださいね!

~プロフィール~
辻調理師専門学校 東京
洋菓子担当
中濱 尚美

写真を撮ることが好きです。
日常学校生活をお届けできたらと思います。