TOKYO

日本料理の最終実習

辻日本料理マスターカレッジ

2018.02.27

みなさんこんにちは!

二月も後半になり、少しずつですが春に近づいてきました。

本日は、先日行われた日本料理マスターカレッジの「最終実習」の様子をお伝えします!

最終実習とは、その名の通り一年間の最後に行われる実習です。

しかし、普段の実習とは違いメニューもレシピもありません。

班ごとにテーマを考え、先付からご飯ものまで計5品の会席料理の献立とそれぞれのレシピを半年前から準備してきました。

担当する先生たちも必要以上の口出しはせずに、これまで学んできたことを生かしながら学生自身が主体となってレシピ考案をしていきます。

試作を重ねて分量や盛り付けを決めたり、仕上げの際に盛り付けが思い通りにいかず涙を流すシーンもありました。それは学生たちが初めて学校のメニューの料理ではなく「自分たちの料理」を作ったからでした。

出来上がりを見るとそれぞれテーマごとに素晴らしい料理が並びます。




もちろん全部が100点満点とはいきませんでしたが、入学した時には想像もつかなかった料理が作れるようになりました。

先生と一緒に料理を試食し、その後にメニュー内容や味などの振り返りも行いました。

もう一回作ったらもっと美味しく、綺麗に作れる!と物足りなさそうな学生もいましたが、学生にとっては替え難い経験となったようです。


これで授業も終わり、残りは3月の国立祭のみ......。

このクラスは「春のお弁当」を計画しているみたいです。

いったいどんなお弁当が出てくるのか?「国立祭」が待ち遠しいです。