「おいしい」を言葉で人に伝えられますか?
おはようございます。
みなさん元気にお過ごしでしょうか。
現在製菓学校では、授業開始に向けて準備中です!!
これは、フランスで勤務していた職員がお土産で買ってきてくれたものです。
『フリュイ・コンフィ』といいます。
簡単にいえば、フルーツの砂糖漬けです。
容器の中にはもう、ほとんど残ってないです・・・・。
みんなこれが、美味しいの知っているから・・・・。
手のひらサイズのこのお土産、いったいいくらすると思いますか??
実は、500g入りで¥3000以上します・・・。
そう! この『フリュイ・コンフィ』、フランスでは高級品なんです。
フリュイ・コンフィといえば、ここ数年、日本でも秋に、マロン・グラッセという名の、
栗の糖衣掛けが1粒300円程度で百貨店に売られています。これも高級品!
日本の洋菓子店にフリュイ・コンフィを売っているところは少ないですが、ジャム屋さんなら売っているかもしれませんね。
中身はこんな感じ!
食べやすいように切り分けてみました。
このお店があるフランスのニースという都市では、フリュイ・コンフィはとっても有名なんですよ!
その地域にある星付きレストランでも、デザートにフリュイ・コンフィが出てきたりします。
ところで、皆さん。
このフリュイ・コンフィをはじめ、自分が食べておいしかったものの『おいしさ』を、
人に説明するとき、うまく言葉にできますか??
全く食べたことのない人に、『おいしさ』を説明する。
これって実は、意外と難しかったりします。
辻製菓専門学校では、洋菓子をはじめ、たくさんのお菓子を作ったり、食べたりする授業が盛りだくさん!!
実は、最初の授業ではお菓子の『おいしさ』について学習していきます。
お菓子屋さんでは、お客様に商品の説明をするときに、味の説明もしますよね。
その時に、正確で、短く説明することが必要です。
簡単に言えば、『ひとこと』でお菓子の特長をお客様に説明する。
『おいしさ』というのは、イチゴや、チョコレートと違って『物質』ではありませんよね。
どちらかといえば、人間に備わっている感覚の表現の一つだと思います。
これらのことを、ふまえながら、授業では習ったお菓子の『おいしさ』について学習をします!!
なんだか難しい話になっちゃいましたけど、学生さんがしっかりとお菓子の勉強をできるように、
本当にいろんな『学び』を製菓学校では用意しています。
見て・触って・嗅いで・味わう。
どんどん学生さんが成長していってくれるとうれしいですね。